朝から電話が鳴り続けて予約のお客様もいっぱいになりました。6月はヒマな時期ですが混み始めると凄いですね。
今朝電話で予約した方に個別一任火葬のお客様がおりました。
「足がないので自宅まで引取に来て貰って、お骨を届けて欲しい。」と言うご希望でした。
本日は、この予約を受けた時点では本日お届出来る余裕がありましたが、「土曜日なので火葬が混み合ってきたら翌日お届けの場合もあります。」とお客様にお伝えすると「受取に伺う事が出来ますか?」と聞かれました。
「火葬が終わっていれば本日受け取りにいらっしゃっても大丈夫です。」とお答えさせていただきましたが、混んで来ると火葬する時間も無くなってしまうかもしれません。
お客様からの予約の電話が終了した後でも次の予約の電話が入ってしまって火葬する時間が厳しい状況が生まれました。
本日は、朝一番の10時のお客様もいらっしゃいますので定時に本社を出発してペット霊園に向かいましたが、途中でお客様の気持ちが「本当は、火葬したらすぐにでもお骨を受取たいのだと思うようになりました。」
そこで、チョッと時間の配分を見直してみるとお客様のお住まいの場所がペット霊園からそんなに時間のかかる場所ではないことに気が付きました。
10時のお客様は、有害動物処理業者です。
このお客様は、事務処理をして受取っておけばいいので私達スタッフが二人ですので、一人が受け取る役でペット霊園で10時のお客様に対応して、私がこの個別一任火葬のお客様の引取に朝一番で伺えれば火葬する時間も取れると気が付きました。
そこで、お客様にお電話をして「もしよろしければこれから9時40分位には引取に伺えます。そうするとお客様が受け取りに来て貰えればお骨を本日お渡しする事も出来ます。」とお話しすると「すぐに引取に来て下さい。」との了解が取れました。
引取に行って戻ってきて10時30分からの予約のお客様の対応もスムーズなうちにすることが出来ました。
これで、火葬する時間も取れましたので12時から火葬してお客様の受取訪問をお待ちしていました。
13時30分頃にバイクで来園いただきお骨をお渡ししたしましたが、その時に「ああ良かった。今日受け取れて。」と目に涙を溜めておっしゃったのがとても印象的でした。
今日の火葬は目いっぱい入っていますが、この様に知恵を働かせれば色々とお客様の御要望も満たすことが出来るのですね。
お客様の喜んだお顔を見る事が出来てとてもうれしく思った次第です。