ジャンガリアンハムスターの立会火葬のお客様でした。
今回は、移動火葬で自宅の前で火葬してほしいというお客様です。
お客様は、青梅市の河辺町にお住いの方でした。予約を受けた時にお客様の住所は何度か行ったあたりの感じがする住所でした。
お子様が学校から帰ってきてからの火葬ですので16時30分がお客様のご指定の時間です。チョッと移動火葬にしては半端な時間でしたが、本日は金曜日一番予約の少ない曜日なのでそのお客様のご希望の時間でお受けすることに致しました。
通常の日や土日では全く青梅市の予約時間としては無理な時間でしたが、やっぱり7月になったとしても暑さが遣ってこないうちは比較的ペットの火葬も暇な時期です。
お客様のご自宅に到着してビックリです。
以前お住まいの方のペットも火葬していますし、隣の家の犬ちゃんも火葬している所でした。
住所を聞いた時に聞き覚えのある所だと思った訳が分かりました。
ご自宅に付くと、もう家の前で皆さんお待ちでした。駐車場は道路を挟んだ前なのですがお客様は「家の前の道路でもできますか?」と家の前でしたい雰囲気です。
「大丈夫です。煙も臭いもでませんから。」と言って家の前の道路で行うことに致しました。一階の事務所で事務処理をしてすぐにジャンガリアンハムスターちゃんを火葬炉にのせてお葬式をしてから点火を見届けてもらいました。
丁度その火葬炉にジャンガリアンハムスターちゃんを載せた時に隣の奥様が外に出てきて「見覚えのある車だったので出てきました。」「亡くなっちゃったの?」「家でもお宅で遣ってもらったからどうも見覚えがあると思いました。」と言ってこちらに話しかけていらっしゃいました。
ハムスターの飼い主のお客様も「〇〇さんもこの業者で火葬してもらったのですか。」「そうですか。」とニコニコしていらっしゃいます。
「家は以前のヨークシャテリアは、市内の別の火葬場でおこないましたが、こんなに便利な出張してきてくれて火葬して貰えるのがあるとはその時知りませんでした。」「隣もお宅で遣ったとは知りませんでした。」
少し話をしてから火葬炉に点火しました。
立会火葬という事でお客様は、子供たちと一緒にずっと見ています。
ハムスターの火葬ですから時間的にはすぐに終わります。短い火葬時間でも「中を見ますか?」と火葬しているスタッフが持ちかけると「じゃあ。」と言ってみています。
火葬が終わる遠巻きに火葬炉を開けるところをみていましたが、「熱風がここまで来ますね。凄い温度ですね。」
火葬炉から出してお客様の前に持ってくるとお骨を覗きこんで見ていました。
「これって頭ですよね。」「これは歯ですか?」と色々と質問してきます。
こんなに綺麗に残るとは思ってもいなかったみたいです。
橋渡しをしてお骨を二人で入れてから銘々が骨壷に入れましたが、今回のお客様は箸の使い方が不得手の様で頭の他をチョッと骨壺に入れてからすぐに「後は入れてください。」
骨壷に入れたお骨をお客様にお渡しすると「家にはまだハムスターがいます。又おねがいしますので宜しくお願いします。」と言ってお骨をお受け取りになりました。
お客様も近所の方も遣っているという事で気を良くしているのでしょう。
又、思った以上に綺麗にお骨が残ったのでビックリしていたのでしょうか。兎に角満足そうでした。
青梅市のペット火葬が最後の火葬の時はすぐに家に帰れます。
今回のお客様は河辺町でしたので、火葬が終わって15分で帰ってくることが出来ました。
ペット火葬をして10年ですからこうして隣近所の火葬をしている所も増えました。今回のようなことも時々あります。
お隣の奥様がニコニコして出てきましたが、この様に皆様にご満足していただける火葬を今後も続けて行きたいと思っています。