8月からの長雨でペット霊園のお花たちも大打撃をうけていました。その一番はペチニアで2番目が松葉ボタンでした。
そして、今回取り除いたキバナコスモスです。
キバナコスモスは、6月から咲き始めて11月まで咲きますが、茎が伸びすぎてしまったのは寿命が短くてこの長雨で致命的な打撃を受けました。
まだ元気に咲いているキバナコスモスは、丁度30センチ位の所で切り戻しをしたものです。この高さで切り戻しをするとまだ元気に発育盛りですからその下から新芽をいっぱい出して横に広がってお花をつけます。
切り戻しをしないのは、茎がドンドン伸びていきますが、下の方の葉っぱはみんな枯れてしまって下の部分が坊主のような状態になって唯茎が伸びているだけになってしまいます。
この様になると長く持ちません。
下からいっぱい新芽が伸びてきているのはマダマダ長持ちします。
そんな訳でこの第5区画と第8区画に植えてあったキバナコスモスを抜き取ってその区画を綺麗に草むしりもすることに致しました。
第5区画のキバナコスモスは、栄養が悪かったのでしょうか相対的に細い茎でした。
それが長雨で横に倒れてしまっていたのでとても汚くなってしまっていました。
抜き取ってゴミ袋に入れて本社に持ち帰りましたが、昨日までの雨で濡れているのでとても重く感じました。
そして、零れたキバナコスモスの種から芽を吹いているのがこの茎の下に一杯あります。このままそれを育てる手もありますが、今回はそれを止めて綺麗に抜き取ってこの区画を菜の花の直蒔きの場所にしようと思います。
丁度9月の終わりですから直蒔きでも丁度12月にお花をつけることが出来る最後の時期なのです。この区画を菜の花でいっぱいにすることによって今ポットに蒔いてある菜の花はこの直蒔きで育ちの悪い部分に植えることに寄ってより菜の花いっぱいのペット霊園になっていくことでしょう。
今回は、この第6区画と第8区画のキバナコスモスの撤去と同時に第7区画に植えてある菊の下草の草むしりも致しました。
この第8区画の菊は来月からお花をつける時期になります。
お客様がペット霊園に持って来てお花立てに入れて切ったものなどを挿し木をして作った菊のエリアです。
下草を取りながらもう小さい蕾を持っている茎や葉っぱを見つけるとこのお花たちで10月のペット霊園は生き返る様に綺麗になるのかもしれません。
菊のお花も四季咲きの菊もありますが、この一連の菊は一度だけしか咲きません。
下草を取ることに寄ってこの菊の存在感がましてきました。
来月の中旬過ぎからお花で彩られるのを楽しみにしています。
これから秋晴れが続くペット霊園に戻るとマリーゴールドも咲き始めサルビアや菊で彩られた秋のお花畑が出現すると思います。
楽しみにしてください。