朝から雨の一日です。
今日の気温は24度とテレビの気象情報では言っています。
とっても肌寒いので、ワイシャツの上に毛糸のチョッキを来て出かけました。朝一番は猫ちゃんの引取ってペット霊園での火葬して夕方お届けのお客様です。
雨の降る中の移動火葬って大変です。
体も濡れてしまいますし、お骨自体も雨に当ると大変な事になります。
お客様との時間調整で、本来は移動火葬で火葬したらすぐにお骨を届ける事でしたが、時間の関係上一旦引き取ってからペット霊園に行って火葬する事になった次第です。
移動火葬でしないで、ペット霊園で火葬が行えるのは全く雨が降っても車の廻りには屋根が確りと付いているので雨の心配をしないで火葬が出来るのです。
それにしても寒いですね。
9月でこんなに寒いのは、今までペット火葬をしていてなかったような気がします。火葬炉を開けて受皿を取り出す作業がこのペット火葬では一番体の消耗をする作業ですが、今日はその受皿を取り出す作業が苦になりません。
寒いからなのです。
途中で聞いたのですが、未だ20度に行っていないような事をペット霊園に着くまでの車のテレビで言っていました。
これで、雨に濡れてしまうと体がググッと冷えて風邪を確実にひいてしまいます。何と霊園でのペット火葬が何と有難い事なのでしょうか。
でも、夕方17時からの火葬も府中市での移動火葬です。
止んでくれることを期待していたのですが、向かう途中も雨、雨、雨です。
これで、家の駐車場でもある所だと良いのですが、ない場合は道路での火葬になるので確実に雨に濡れてしまいます。
でも、こういう時の為に作った新兵器があります。
それは、7月12日に書いたブログにありますが、雨対策の移動用屋根です。
この移動用の屋根も7月12日に作ってから修正を何回か行いました。その結果より使いやすい状態になっているのですが、雨の日に使うのは今回が初めてです。
火葬場所も、ご自宅では出来ずに道路で行いましたが、丁度その場所だけ凹んだ場所がありましたので、そこに車を停めて雨対策から始めました。
先ず、火葬炉に落ちてくる水滴を防ぐ方法です。
これは、今日初めてやるのですが、午前中から試行錯誤してチョッと不満がありますが、ようやく使えるようになりました。
そして、移動用の屋根作りです。
火葬車の炉の脇に専用の置き場を作って置いてありますので、まずはその止めてあるロープを取る事から始めました。
以外に調子が悪かったのは、19ミリのパイプを繋いで筋違のようにする作業でした。前回練習の時は上手く繋げたのに今日は出来ません。
良く見るとパイプとクランプの関係が前後ろになっていたので前々に直して繋ぐと繋ぐことが出来ました。
パイプを立てて、足の部分に丸いコンクリートで作った重しとパイプを重しに付けてあるパイプに差し込んで立てるのです。
シートを車の屋根に付けてあるフックに掛けます。縦パイプの足の部分に付けてあるゴムを反対側のシートの穴に通してシートをピンと張るようにセットしました。
これで、移動用の屋根の完成です。
屋根の高さも2メートル取ってありますので、十分です。今日の雨位では全く素晴らしい効果を発揮しました。
お客様が「車の所でお骨上げをしたい。」と言った要望にも確りと応える事ができました。お客様もこのシートの屋根の中に入ってお骨の説明や病気の説明をゆっくりと着ていられるようです。
お客様も「家の中が狭いので外でお骨上げをしましたが、雨の中でも濡れず良かったです。」とゆっくりとお骨上げが出来て喜んでいました。
この秘密兵器の移動用の屋根ももう少し設営の時の訓練と骨組みなどの修正がありますがとてもうまく行ったと思いました。
雨の中で撤収するときも、火葬車の後ろの屋根の下で行えるので何度か遣って慣れてくれば本当に強い味方になると思われます。
この秘密兵器を作ってよかったです。
これからも改良を繰り返しながらより使い移動用の屋根にして行きたいと思っています。