文京区千石からクサガメの火葬にいらっしゃいました。
クサガメちゃんは、甲羅がかなり燃えてくれる亀ちゃんですから、比較的悪い所も発見しやすい亀ちゃんです。
お客様から「飼っていた亀が亡くなってしまいました。火葬と埋葬をしたいのでお願いします。」とお電話が入り当日の午後一番で予約を入れる事になりました。
「亀ちゃん何キロぐらいですか。」「400gか500gです。」
「ご希望の火葬方法は。一緒に火葬と埋葬するのでお願いします。」とお客様の申し出で合同火葬をすることになりました。
最初は京王線でいらっしゃる予定でしたが、文京区から中央線でいらっしゃいました。京王線で人身事故があったと言っていましたが、時間的には予定時間の50分ほど遅れての到着です。
合同火葬のご希望でしたから、受付をして共同墓地へお参りをしてお帰りになるのですから、次の火葬中でもチョッとその時間だけお客様に席を外して貰えればこのお客様の受付をする事は出来ます。
途中でお電話を戴きましたので、良かったのですが、お電話がないと当方も困ってしまう出来事でした。
でも大変だったことだと思います。
京王線で予定を組んで家を出発してから途中で電車が止まってしまって予約時間がありますので急遽路線を変更してこちらに向かってもらったのでしょう。
400gか500gの亀ちゃんだったのでショルダーバックの中に入れて連れてくることが出来ましたが、この様なトラブルに見舞われると本当に大変だったと想像いたします。
お客様は、予定時間の50分遅れでいらっしゃいました。
いらっしゃった次のお客様にはその時だけ退席して戴いて、遅れていらっしゃったお客様が申込して礼拝所では、お線香だけ上げて共同墓地へお参りをしてお帰りになりました。
これで一安心と思って次の火葬をしている最中、お帰りになって30分ほど経ってからお客様からお電話を受けました。
お客様は、合同火葬でお願いしたのですが、後でお骨を受取に行きますのでお骨を受け取れる火葬に変更したいという要望でした。
大事な、大事な亀ちゃんだったのですね。
私達も未だこのクサガメちゃんの火葬はしていませんでしたので、お客様の申し出通りにお預り火葬に変更して後で電話してから受け取りに来てもらう事に変更する事に致しました。
このクサガメちゃんを火葬して3寸の骨壺に入れて受け取りにいらっしゃることを待っていますが、年明けてからの受取だと思います。
それにしても、帰る途中で寂しくて寂しくてお骨を持帰りたい気持ちになった事だと思います。
一度持ち帰って又後日埋葬をすることにするそうですが、お客様の寂しさはとても良く分かります。
確りと火葬して骨壺に入れて置きましたので、時間を見つけて受け取りにいらっしゃってください。
お待ちしています。