ペット霊園の第3区画に例年植えてあるムシトリナデシコを今年も又植え付けを致しました。
6月のペット霊園を彩ってくれるお花です。
この6月は春のお花と夏のお花の中間期でお花が切れてしまう時期に当ります。
その為にこのお花はとても重要な意味を持ってくれます。
小さなお花ですので、お花の摘み取りにはあまり向いていませんが、群れを作って咲いてくれるので全体的にはとても綺麗になります。
このお花の咲いている前は、コンクリートの通路になってしまっているのでそこに種が落ちてしまうのですね。でもその種も前の区画の第2区画に飛んで行ってそこに今年も新たな苗が根づいていました。
ノースポールの一団の中にひっそりと大きくなり始めてノースポールを侵食しています。
その為に、ここで植え替えをしてやる必要があるのです。
例年植え付ける量はもっと増えてきます。
本社の所に生えているのを取って来て植え付けの量を増やしています。
ここでちょっと考えてみました。
以前、このムシトリナデシコの種を取っていた時期があります。
このムシトリナデシコの種は、本当に小さいですしお花が終わって来てからその茎をゆするだけでバラバラと落ちてきます。
そして、種まきをしたこともありました。
強いお花ですから種の発芽も良くてすぐに増やすことが出来ました。
今回の植え付け作業をしながらですが、この様な事を考えながらの植え付けでした。
今年から、また種取をし始めてこの植え付け作業と並行して遣って行けばこの区画のお花も十分になります。
春のお花が植えてある所に種を蒔いてやると植えてあるお花が終わる頃に丁度このムシトリナデシコが大きくなって春のお花を侵食してこのお花が出てきます。
パンジーやビオラのお花より大きくなりますので、お終いになるお花の上に被ってしまうのでこのムシトリナデシコが春のお花に代わってお花のない時期に輝いてくれることでしょう。
この様なやり方が良いかどうかわかりませんが、一度試してみる価値があるかもしれませんので今年から種取を始めて来年試してみる事にしようと思います。
話は、少し飛躍してしまいましたが、今年もムシトリナデシコでお花のなくなる6月のペット霊園をこのピンクのお花が彩ってくれるものだと期待しています。