ペットの火葬炉を色々と当園の要望を入れて作っていただきました。
火葬炉はとても気に入っているのですが、実際に火葬してみて、チョッと不具合いくつかありました。それを先方に伝えると「引き取りに来て直してくれる。」との事です。
炉を作る製作会社とそれを使う当園の感覚が違っていたのが原因です。
しかし、製作会社は誠意がとてもある会社です。ですからチョッと電話で話したら引き取りに来てその部分を直してくれるとの事でした。
問題は、3つありました。
1.火柱対策を強烈にお願いしたので、送風の力を弱めてくれた為、火葬炉から煙が漏れた。
2.覗き窓が右脇の為に、炉の中のペットの火葬中のずれを直すことができない。
3.炉台を軽量化しすぎて火葬を終えた後に炉台の鉄板が曲がって引き出せなくなった。
この3点です。
この中で、1.と3.が当方の主張が強過ぎた事が原因です。2.については当園が火葬する仕方を理解できずにいた事が原因です。
それを、より良い火葬炉を作るために直してくれるのですからとても有難い事です。
三重県の四日市を朝3時に出たそうで、青梅市の本社に8時30分には着いていました。都合休みをいれても5時間30分で来たことになります。
本社で、実物を見ながら色々な不都合な部分を意見を交わしながら検討会が行なわれました。その後実際に火葬してその問題点をもう一度あぶりだしてその解決方法を決めました。
火葬炉を引き取ってもらってどの位の期間で、こちらの思うことが十分満足するような改修が行なわれるのかは日程的にはまだ未定ですが、その間の大型犬の火葬は今までの火葬車で行なうことにしていますのでお客様にはまったく迷惑を掛けないで済みます。
今回は、じっくりと時間がありますので別段納期を決めないで製作会社のペースで行なってもらうことにいたしました。
新しい火葬炉を現実に当園が思うようなものにするには大変な努力が必要だと思いますが、製作会社の技術力におんぶに抱っこの形ですが、より火葬がしやすい炉になって戻ってくる日を楽しみにして待っています。