ペット火葬炉の後ろの蓋が穴が空いてきてしまいました。
私たちのペット霊園の火葬炉は、車に積み込んだ火葬炉で火葬をしています。火葬炉は小型の560型と大型の火葬炉の二つがありますが、そのうち小型の火葬炉の後ろ蓋が穴が空いてきていました。
気が付いたのはかなり前のことでしたが、それが穴が空いたものだとは思いませんでした。ペンキの部分が熱のために持ち上がって来たのだとばかり思っていました。
最近になって、そこに物を入れてみると中に入って行ってしまいます。指で押してみると鉄板が薄くなっているせいか、その部分がへっこみます。
そこで、本日その周りに浮いている耐熱ペンキを落としてみると、なんと穴がいっぱい空いているではないですか。ビックリです。
如何したらいいものかと考えてみましたが、メーカーに相談してみることに致しました。
四日市のオールペットの社長に電話してその旨を説明してから、如何したらいいか聞いてみました。
「可也使っているので、穴が空いてしまったのでしょう。」と言いながら「空いている所にファイバーキャストを詰め込んでください。」と言われました。
その様に行ないました。
穴に指でファイバーキャストを詰め込んでいきます。
随分入っていきます。
キッと鉄板と中の断熱材の間に隙間が出来てしまっているのでしょう。
この部分には、火葬炉の火も入ってきているでしょう。
火が入って鉄板を侵食してしまって、鉄板が薄くなって穴が空いたものだと判断いたしました。
ファイバーキャストを詰め込んだだけでは、この穴の侵食は停められそうもありません。その為にこの蓋の断熱材の表面にもブラケットマットを貼り付けて、火の進入を防ぐ必要がありそうです。
この部分には、火葬炉の火も入ってきているでしょう。
まずは、このファイバーキャストで空いてしまった穴の所を充填してから、ブラケットマットも貼ることに致しました。
この火葬炉も24年4月19日〜20日に掛けて大修理をしてリニューアル致しましたが、それから4年半が経ったのです。
火葬数もこの火葬炉で相当多く遣っています。
その為に、大修理をしたときに断熱マットの張替えと傷んだ鉄板の取替えも致しましたが、火葬回数を数えてみたら4,063回もこの560型の火葬炉で火葬をしています。
ですから穴も空くのも当然です。
火葬炉の穴は、ギュウギュウと穴にファイバーキャストを詰め込んでから火葬を何回か行いこのファイバーキャストは固まりました。
これで当分は大丈夫だと思ったので、銀のスプレーで塗装をしてこの部分の修理は完了いたしました。
後は、断熱材の表面にマットを張るのが残っていますが、それは近々の内に火葬の暇な時に行なうことにしたいと思っています。