本日の移動火葬でのお話です。
お客様のご自宅に到着したのは、時間より30分ぐらい早い時間でした。
前の火葬が早めに終わったので、お客様に「これから伺っても良いですか?」とお聞きすると「大丈夫です。」
ご自宅の前に伺うとご主人が道路に立っていて待っていてくれました。
「チョッと早いですが。」と言いながらお客様が指定した駐車場へ入れさせて頂きました。
予約時のお客様のご希望は、「他で火葬して骨壷に入ったお骨を戴ければ。」という内容でしたが、「自宅前の駐車場で火葬してください。」と変わってきています。
有難いです。
近くで火葬する場所はありますが、そこへ行く往復の時間が無くてすむのですから。
居間の掃き出しの所で事務処理をさせて戴きました。その時はご夫婦の2名でしたが、それから息子さん夫婦が集まってきました。
一台、二台と集まってきて、火葬炉に載せてお別れするときは、合計9名のお別れになりました。皆さん私達のペット霊園で火葬をして方々でした。
3家族が集まりましたが、それぞれにお顔を拝見した方ばかりです。
独立した息子さん達の一人が火葬してくれると、皆さん当園をご利用いただけるのですからとても感謝、感謝です。
火葬を開始してから、お客様からの要望が又ありました。
一任火葬でしたが、みんなが集まって来て立会火葬に変更をしたいと言って来ました。
息子さん達の二家族は、立会火葬でやっているのでやっぱり今回の三毛猫ちゃんも立会にして自分たちでお骨を拾いたくなったのでしょうね。
何たって、この三毛猫ちゃんは1.45キロのメスで20歳の三毛猫ちゃんなんですから。
20歳と聞いて、もしかしたら最高齢かと思って後で調べたら三毛猫ちゃんって、長生きをする猫ちゃんなんですね。
可也の頭数を火葬している猫の種類の中で三毛猫って20歳以上の比率が、19.2%にもなるのです。長生きの20歳以上の比率が一番でした。78匹火葬していてその内15匹が今まで20歳を超えていたのです。
ビックリしました。
因みに次に20歳以上の比率が高いのは、チャトラちゃんで18.9%でした。
火葬時間は、40分でした。
火葬したお骨は心臓が黒くなっていました。
お客様は、腎臓が悪いと言っていましたが、殆ど腎臓の廻りのお骨には異常が見られなかったですが、火葬した状況には出てこない病気だったのかもしれません。
お骨の説明も、皆さん車のトレーの部分に集まっているのですが、大勢の為に右から左までお骨もグルッと回して見せるようでした。
お骨上げも、9人でやるのですから骨壺の所で箸がぶっつかってしまわないか心配したほどでした。でも家族ですね、順序良くみなさん骨壺に入れてお骨上げは終了いたしました。
三毛猫ちゃんの頭も全くそのままの形で残っていてとても綺麗でした。
綺麗に火葬が出来て、心臓の部分が黒くなっていたことに納得していた様子です。
それにしても、3家族全部が当園で火葬してくれて、今回も全員が揃ってお骨上げまでしていただいてとても感謝、感謝の三毛猫ちゃんのでした。