今日の一番遠くからのお客様は、千葉県の千葉市稲毛区からのお客様です。
ミニ兎の立会火葬をした後、粉骨パウダーがご希望のお客様です。
千葉市稲毛区からでしたが、予約時間丁度にいらっしゃいました。
車を降りてから、「渋滞があって3時間掛かりました。」と言っていらっしゃいました。ワザワザ遠くからいらっしゃってくれてとても有難いお客様です。
今日は土曜日ですので、首都高速か中央高速がとても混んでいたのでしょう。
ミニ兎ちゃんを礼拝所に安置した後に、拝見すると真っ白でとても可愛い感じのミニ兎ちゃんです。
お線香だけ上げてお葬式、持参した花と霊園の花で綺麗に飾りつけたあと、「写真を撮って良いですか?」お聞きになり、「どうぞお撮り下さい。」と言うとパチ、パチと最後の火葬炉で飾り付けた写真を一杯撮っていました。
撮り終わると、「お願いします。」と言ってから皆さんで合掌してお別れして点火を見守りました。この点火を見守る瞬間が皆さん「とても辛いです。」とおっしゃいますが、お客様もその様な表情でした。
千葉県からのお客様は、8市からいらっしゃっていますが、このお客様で17人目になります。千葉市からは2人目です。
13の都府県から当園にいらっしゃっていますが、千葉県は多い順では、5番目の県です。
開園当初は、東京、神奈川は来て貰えると思っていましたが、まさか13の都府県からいらっしゃってもらえるとは夢のようです。
遠くからいらっしゃる方は、極小ペットの火葬が圧倒的に多いのですが、今回はミニ兎ですからどうしてなんでしょうね。お客様は「色々と調べました。」と言っていらっしゃいましたが、「丁寧で綺麗な火葬が出来る。」からと言う理由ですかね。
勝手に想像するしかありませんが、粉骨パウダーも綺麗な粉骨をするからかも知れませんね。
何れにしても、当園を選んでくれた事は事実です。
最近、とても遠方の方々からのお客様が多くいらっしゃってくれるようになりました。近くのお客様も当然増えていますが。
開園して12年になりますと、リピータのお客様やそのお客様から紹介されたお客様、そしてホームページを見ていらっしゃるお客様と毎年お客様の数は増加しています。
その中でも、増加率の多いのが遠くからのお客様です。
インコやハムスター等の極小動物の火葬は、他所では綺麗に火葬が出来て全部のお骨が残る火葬を出来ることは、ない様ですから増えるのは分るのですが、今回みたいにミニ兎の火葬で当園を選んでくれるとは大感激です。
今回、火葬したお骨は、とても珍しい感じの部分が残りました。
肺の下、肝臓廻りに大きな長い石化したような塊がありました。「何でしょうね。」
火葬中もこの部分が黒い塊で、ずっと残っていてこの黒い塊を燃え尽きるまで確りと時間を掛けて火葬させていただきました。
火葬炉を開けてよく見ると「硬く濃いグレー色の塊でした。」
お客様もこの塊を見て「医者に見てもらいます。」と言って、その部分をビニール袋に入れて持帰りました。
又、カプセルに足の指、尻尾、爪の下の骨を入れて持帰りました。
肝臓の辺りだったら肝硬変化もしれませんね。
写真もいっぱい撮っていましたので、その写真と持帰った燃え残りを見せれば原因がわかるかもしれませんね。
今回は、このお骨を「粉骨パウダーにして持帰りをしたい。」と言う事でしたので粉骨をいたしました。「とても細かい綺麗な粉骨ですね、ありがとうございました。」と言っていました。
来るときは3時間も掛かったといっていましたが、帰りはスムーズに帰れれば・・・・。と思っています。お大事に。