今日のお客様は、世田谷からセキセイインコの火葬にいらっしゃいました。
バスと電車でいらっしゃいました。
火葬してお骨の持ち帰り方でとても素晴らしいお骨の持ち帰り方をしていましたので、ここで皆様にお知らせしたいと思います。
チョット可愛そうなセキセイインコで、羽を折ってしまって、その治療のために体をグルグル巻きにして、回復を計ったのですが、そこで問題が起きたそうです。
ストレスでしょうか。
このセキセイインコちゃんは、羽を食いちぎってしまって亡くなってしまったそうです。
とても、残念そうです。
獣医さんの検体として、内臓の解剖もしたと言っていました。
そんな、思いをしたインコちゃんですが、いつもは実家で埋葬をしていたそうですが、今回実家へ行く時間もない為に、火葬をすることにしたそうです。
世田谷にお住まいで、近くにペット火葬場もあるそうですが、綺麗にお骨が残る当園を選んでいただきました。
お客様は、当園のホームページを見ていて綺麗にお骨が残っている写真を見て決めたそうです。
火葬したお骨は、真っ白でしたが、羽の部分のお骨の所がやはり、血の影響でしょか、赤茶けた色がお骨についていました。
お客様も、「やはり、検体にしたりしたからかも?」と言っていました。
でも、今回のお骨上げは、とても素晴らしいものでした。
頭のお骨を、骨壷の真ん中に入れて、その廻りに他のお骨を入れるようにご指導させていただきましたが、お客様は頭のお骨を無造作に箸で摘んで骨壷の中央に入れました。
頭のお骨にクチバシ、下顎も確りと付いたままの形で入れることが出来ました。
この様な、頭のお骨をそのままの形でクチバシも下顎も付いたままで入れられるお客様はともて珍しいことなのです。
確りと計った訳ではないのですが、大体30組に1回位の割合しか、クチバシも下顎も付いたままで骨壷に入れることは出来ません。
ですから、とても上手いお骨上げなのです。
お客様も、上手く入れられてニッコリです。
このお骨上げも素晴らしかったですが、これからがとても凄いのです。
お客様は、お持帰りの段になって、とても素晴らしい準備をしていらっしゃいました。
バスと電車でお帰りになるので、骨壷に入れたお骨が動いてしまわないような準備をしていました。
お客様が遣ったのは、
1.骨壷に入れたお骨が動かないように、四角いスポンジを切ってそれをティッシュで包んで骨壷の中に入れて骨壷の中のお骨が動かない様にしたのです。
2.手提げ袋の中にバスタオルで骨壷を包んで動かないようにして、その袋を大きめな手提げ袋に入れて持ち帰ることにしたのです。
この様にすれば、電車でお帰りになったとしても、骨壷の中のお骨も動きませんし、骨壷自体も押えていますので大丈夫です。
お客様も、一生懸命考えたそうです。
「この方法を皆に役立つようにしてもらって良いですよ。」とも言っていました。
ので、この方法をブログに書く事に致しました。
とても、素晴らしい方法です。
極小動物の火葬にいらっしゃるお客様でバスや電車でいらっしゃるお客様には是非参考にして下さい。