サモエドの火葬は、今回で8回目です。
真っ白でとても素敵な犬ちゃんです。
初めてやったのは、青梅市大門のリュウちゃんです。
その時の印象は、「とても大きな毛の長い犬で真っ白でとても素晴らしい犬。」と感じました。
それから、今回で8回目になります。
今回も、真っ白で大きくてとても綺麗な優しいお顔のサモエドちゃんです。
26キロですから、それ程大きいわけではないのですが、毛がいっぱいにふさふさしているので、とても大きく見えます。
お客様は、とても可愛がっていたのでしょうね。
お客様の仕草で分ります。
お花も大きい束で3つも入れ、霊園のお花で飾ってお別れして出棺を見送りました。
その前に、火葬炉の蓋を降ろす前にお客様にもう一度お別れをしていただきました。お客様は、じっと耐えて心の中でお別れを言っていた様子です。
火葬車は、この時点で出棺して別の場所で火葬になります。
ご近所の事もありますので、迷惑の掛からない霊園から10分ほど行った場所で火葬して帰って参ります。
火葬車が出棺してすぐにお客様は、時間潰しに出掛けました。
火葬時間は、85分間
火葬したお骨は、霊園に帰って来るまで火葬炉は開けません。
その為、お客様は、炉のあける所から見学する事ができます。
お客様は、少し早めに帰ってきて車の後ろの高台で炉を開ける所から見学です。
火葬したままの大切な亡き犬ちゃんの姿を飼い主の皆様がそのまま見る事が出来、心からお見送りをすることが出来るのです。
火葬したお骨は、真っ白でしたが、腎臓と喉に腫瘍がありました。
また肺も茶黒くなっていて悪かったです。
お客様も「肺水腫で腎臓も数値がとても悪かったです。」と言って病状に納得していました。丁寧にお骨を拾って6寸の骨壷に入れて持帰り戴きました。
お帰りになる姿も、確りと思った通りのお見送りが出来たことに満足している、優しい気持ちが十分に表れているお姿でした。
お大事に。