お客様から「お宅が火葬が上手い!とブログに書いてありました。」「何処を選んだら良いか分からないし、火葬した人が推薦していたので決めました。」
お客様のご自宅を訪問して最初にお客様がおっしゃいました。
「インコのお骨ってどのくらい残りますか?」
頭からクチバシまで残りますよ。
時によっては、翼のお骨がそのままの形で残っていて、そのままの骨壷に入れることも出来る場合もありますが。
「そんなに残るんですか?」
だから遠くからも霊園にワザワザ来る人もかなりあります。
「どこら辺から来ますか?」
横浜、茅ヶ崎、平塚や東は千葉の佐倉市からも火葬に来ています。
「そんなに遠くから。」
そうなんです。他所で残らなかったのを、うちで火葬したらクチバシまでも残って感激して帰った方もいます。期待して良いですよ。
「そうですか、期待しちゃいます。」
「だからブログに書いたんでしょうね。」
こんな会話をしながら事務処理が終わりました。
今回のオカメインコちゃんは、火葬時間が40分も掛かりました。通常は25分ですから倍近く掛かりました。原因は胸の辺りの黒い燃えかすみたいなものです。
火葬後、お骨上げの時に黒い塊を手にとって良く見てみたのですが、燃え残りのものではなく、硬いものでした。
お客様と一緒に「何でしょうね。」と首を傾げてしまいました。
頭もクチバシも綺麗に残り、骨壷に頭、クチバシとつなげておくことができ、お骨の標本みたいにそのままの形で残すことが出来ました。
お客様本人が自分で入れてご満悦でした。
「こんなに綺麗に残るから、その人もブログに書いたんでしょうね。」
一緒に立ち会っていた知人も「今度はうちの猫ちゃんかも知れないので、その時はお願いします。」と言われてしまいました。
「そういえば、ブログに書いた人も何回もお宅で火葬しているリピーターだそうですよ。」
そうですか。真面目に丁寧に遣っているのでリピーターの人が書いて下さるのですね。
こんな会話をしながら、お骨上げを終了致しました。