共同墓地の中央通路の両脇に葉牡丹が植わっていました。
葉牡丹から塔が立って菜の花が咲き終わり冬のお花の役割が終了いたしました。
葉牡丹は、葉っぱで楽しませて、4月頃からは塔が立ってきて、綺麗な黄色いお花が咲き始めます。
あぶら菜の菜の花と比べて色合いは少し薄い黄色ですが、菜の花が終わった頃から咲き始めるので嬉しいお花です。
そのお花も、お終いになしました。
そこで、例年の事ですがこの通路の両脇をサルビアを植えて通路を赤いお花で飾っています。
今年もその事を行いました。今年の特徴はサルビアの栽培が可也うまくいったことです。
それは、毎年11月頃に種取を致しますが、この種取で採った種を花から選別することが一番大変でした。花を乾燥させてその花を手で磨り潰して種を下に落として種とそうでない物を選別する方法をとっています。
昨年は、選別の仕方をフルイで振るっただけで小さなカスはそのまま種と選別しないで、種を蒔く時にそのまま小さなカスと一緒に種まきを行いました。
例年、このカスを採るのに苦労して残った種が本当に少なくなってしまうのですが、昨年は小さなカスと一緒に保存したので、どれが種だか分からない状態で保存してそのまま種まきを致しました。
育苗盤の土の上に小さなカスそのまま撒くので一面がこのサルビアのカスで埋め尽くされます。
そのまま、土をその小さなカスの色が消える程度に掛けて種蒔きを終了しました。
そのまま、下から水で浸す方法で水遣りを続けて苗の芽を出させて生長をさせました。
苗の芽が思った以上に芽が出てて、これは小さなカスで分からなかったですが、思った以上にこの方法で種を保存すると種が残る事を証明する格好になったわけです。
それと3月に温度が高い日が続いたおかげで、ある程度の温度が発芽に必要なサルビアには向いていたのかも知れません。
このように、上手く発芽させることができ、その後の生長も順調に進みましたのでここで植えることが出来るまでに生長してくれたと思います。
サルビアは、真っ赤な色をしていますので霊園のお花畑の色合いを引き締めると同時に彩を艶やかにしてくれます。
一昨年からペチニアを導入して彩を艶やかにする事が以前より出来るようになりましたが、やっぱり真っ赤な色合いのサルビアがあってのペチニアだと思います。
ペチニアと違って、特にサルビアはある程度背丈が伸びますので、大きく見えます。下に蔓が延びていくペチニアとは用途が違う使い方が出来るのです。
その一例が通路の両脇に植えることによってその通路がより彩られ、参拝に来た人たちの心を和ませてくれる要因にもなってくれます。
今年はそのサルビアが多く栽培に成功しましたので、ペット霊園の景観も昨年より派手な景観になることだと思います。
綺麗な真っ赤なサルビアが6月にはお花を咲かせて皆様をお出迎えすることがで事と思います。どうぞ期待してください。