10月5日から6日の午前中に来襲した台風18号の影響がどの位か朝一番で長沼公園下の50坪の土地を見に行きました。
見た感じでは、陥没の穴の大きさも変わっている様子もありません。しかしながら貯水量は上から2メートル位まで上がっていて台風による降雨で水かさが増した模様です。
東京都南多摩西部建設事務所の八王子市下柚木790 由木中学校の降雨量を見てみると10月5日am5時から降出して6日am11時まで降り続いた降雨量は279ミリでした。
周辺からの降雨によって溜まった水が上から2メートル位まで上がっています。8月21日に書いたブログの中で上から6メートル位の水量と書いてありましたので、4メートルぐらいは穴の中に溜まっている水位が上昇したことになります。(6月10日に書いたブログも参考に)
それで心配ですので八王子市役所の防災課に電話して担当者 の方に直接電話でお聞きして見ました。担当者の方は、「今日現地に行って見て来ました。」と言っていました。
「見てくれたのだ良かった。」と思いましたが、見には来てくれたのですが、「はっきりした事は未だ分らない。」とも言っていました。
でも、「現在の状況は良い状況とは捉えていない。」とも言っていました。
こちらも、防災課に「長沼公園の上からこの陥没の穴の状況を定期的に写真を撮って見比べて欲しい。」とお願いをして見ました。
一番心配なのは、水量が溢れて零れ出して上から土を巻き込んだ土石流になって下に落ちてくることです。
この土地は少なくても3名の地権者が絡んでいます。もしかすると一筆細長い筆が入っていますので、その土地が共有地だった場合は100人ぐらいになるかもしれません。
その対策は「下流側の土地の地主さんが如何捕らえるのか。」と言う事だけではなくて行政がこの状況で適切なご指導を地主にして貰える事が必要だと考えております。
もしかすると、古い防空壕が以前その傍にあったと言う話をペット霊園をご利用していただいたお客様から聞いた事がありますので、その防空壕が崩れて大きな陥没があった可能性もあります。
こうなれば、民間の話ではなくて国や自治体が責任を持って対処すべき問題かも知れません。
私たちができる事は、金銭も絡みますので適時に情報を八王子市役所の防災課に連絡して適切なご指導を戴くしか方法がないのです。
現在の状況では、水量が増えているものの陥没した穴の大きさは増えていませんし、廻りの地盤に亀裂も入っているのが見当たりませんのでこのまま推移するのかもしれません。
しかしながら、次の台風が10月13日から遣ってくる現状を見ると今回みたいな大雨が降ってくると陥没した穴の水位が心配になります。今回4メートルぐらい上がっていますので同じぐらいの279ミリの降雨量があった場合は、溢れ出す危険が往々にして推測できます。
この現状を重く見て対処して欲しいと思っています。
今回、防災課の担当者の方から変化や方針が決まったらお電話を戴けるとお話がありましたが、積極的にこの陥没事故の件に関わって欲しいと思っています。
追伸:夕方この地域のお年寄りが草むしりをしていたので聞いてみるとペット霊園の西側を通っている道路の延長線上にあるグレーの屋根の上の段少し右側に防空壕があったと言っていました。