ペット霊園のお花の季節が到来するに当たって、夏のお花の種まきをしています。
今年最初に種まきをしたのが2月16日でした。
寒さも峠を越して、段々温かい日が来るにしたがって種まきの頻度も増やしています。
次に2月21日、2月28日と続いてマリーゴールドとペチニアの種まきをしています。
今回のマリーゴールドの種は、9月に採った種でそんなに多くありません。
昨年も火葬が結構多かったので、種取を確り遣っていける時間がありませんでした。でも採った種を今回はビニールの袋に入れて保存しておくのではなくて、専用の小さな棚の着いている引き出しにそのまま入れて保存いたしました。
種まきをする時は、その保存している未だ種取をしたままの形の種からお花がしおれて残っている部分を取って種をほぐして種まきが出来るようにします。
育苗盤1枚にマリーゴールドの種は5粒の摘み取っておいたものをほぐしてやると丁度いっぱいに綺麗に種蒔きが出来ます。
少ししかマリーゴールドの種まき用の粒を取って於かなかったようですが、一回に5粒で間に合うので20回分ぐらいありそうな計算です。
今回の日にちを置いて一枚ずつ育苗盤に種蒔きは私達みたいに温度調整が出来ないビニールハウスの所有者には最適かもしれません。
本来4月中旬からの種蒔きが適しているのですが、2月からですから暖かい日がいつ続くか分らないので、適当にお花の種蒔きをして暖かい日が連続して来てくれる時にぶつかった育苗盤のマリーゴールドが育って芽を出してくれます。
芽を出すときに寒さにぶつかってしまった種は発芽しません。
それでも、日にちをずらして種蒔きを重ねることは凄く私達にとっては有効な方法だと思っています。
今回初めて種蒔きを2月16日にしてから未だ2週間です。
マリーゴールドの方が早く発芽するのでもう未だかと期待に胸が高鳴っています。
最初に種まきをするのがいつもマリーゴールドです。2月に種まきをすると6月開花のお花が出来ます。でも暖かい日が続けば良いのですが、暖かい日が来たと思ったら急に寒い日が来たりします。
私達のペット霊園のビニールハウスには、暖房設備がありません。ストーブはあるのですが、夜は火災が発生すると困るので暖房を昼間点けていても夜帰るときは消して帰ります。
このようなので今年はビニールハウスの中は、太陽光の温度だけで寒さを凌いでいます。でも太陽が出て来ると室内は30度を超えて大変暖かになります。
ですから、ビニールハウスの中で育てている菜の花やノースポール、ビオラ、ペチニアなどは青々とした葉っぱが威勢よく育っています。
このような中で、種まきを少しずつ行っていますが、ここに来て2月16日に種まきをしたマリーゴールドが種から小さな芽を出しているのを発見しました。
2月16日にはペチニアの種も一緒に蒔きましたが、こちらは未だ変化はありません。恐らくペチニアは無理なような気がしています。
私は、種まきの時期を育苗盤1枚ずつマリーゴールドとペチニアを日にちをずらして行っています。この方法は、暖かい日がどの位で来るか、何日ぐらい続くか分らないので少しずつ種まきをして温かい日に当たった種は上手く発芽してくれますが、温かい人寒い日が交互に来るような時に種を蒔いたのは無理です。
「当たるも八卦」見たいな感じなのかも知れませんが、日にちをずらして種まきをすることで上手く発芽する苗を育てることが出来ると思っています。
今回、初めて2月16日に蒔いた種が発芽したことは珍しい事です。
これから暖かい日がドンドン増えてきます。その為マダマダマリーゴールドとペチニアの種まきは続けますが、4月に入ったらマツバボタンやサルビアの種まきをしていきたいと思っています。
今年は、何やら幸先の良い発芽にぶつかり楽しみな一年が始まるような気がしています。昨年はマリーゴールドの発芽に失敗してしまって残念な事をしてしまいましたが、ペチニアがその分上手く発芽してくれたので霊園内はペチニアだらけになってしまいました。
今年は、色いろなお花の発芽が上手くいくことを願って毎日種まきに精を出したいと思っています。