今日最終の火葬は、あきる野市伊奈への移動火葬でした。
そこで火葬したボーダーコリーちゃんのお骨が大きくて通常のニランク上の六寸の骨壷に入れることになりました。
一ランク上の骨壷に入れる事はよくあることですがニランク上の骨壷に入れる事は中々あることではありません。
それが今日のボーダーコリーちゃんであったのです。
免疫不全による皮膚病で随分痩せてしまったのでしょう。
通常のボーダーコリーは、16〜17キロの位あるのですが、今回のボーダーコリーちゃんは12キロと小ぶりです。
今回は移動火葬の個別一任火葬でお客様が、玄関で事務処理をしてお葬式もそこでおこないました。
その後、スタッフで運び出して火葬炉に載せて火葬を開始させていただきました。
火葬時間は、65分間でした。
12キロの犬ちゃんでは、時間的に掛かった火葬でした。
火葬したお骨は、真っ白でとても綺麗なお骨で、特に頭のお骨がチョッとボーダーコリーとしては細長くて大きい感じがします。
サービスしている4寸の骨壺には、全く入りません。5寸の骨壺に斜めに入れてもいっぱいでしたが、試しに少しお骨を入れて頭のお骨が入るかを試してみたのですが、やっぱり入りません。
12キロのボーダーコリーちゃんで5寸の骨壺に入らないのは、今回が初めてです。
お骨も痩せている割合にしては、太く感じます。
キッと、痩せる前は確りしたお骨の頑丈なボーダーコリーちゃんだったんでしょうね。
お客様と連絡を取って6寸の骨壺にすることに致しました。
頭のお骨の前の部分を崩して良ければ5寸に入るのですが、お客様も崩したりするのは嫌だと言っていましたので、6寸に決定しました。
6寸の骨壺になると、本当に大型犬用の骨壺ですから、ボーダーコリーちゃんの頭も水平においても十分余裕があって入ります。
お骨の量は6分目程でしたが、ゆったりと入れる事になりました。
お客様も、お電話口でお話ししてからすぐに火葬しているお客様の駐車場に来てくれましたので火葬炉から離れた火葬車の脇でお骨の説明をしてスタッフがお骨上げをさせていただきました。
お客様も、納得の6寸の骨壺です。
お渡しすると、「本当に大きいのね。」と言って胸に抱えて「有難うございました。」と丁重に頭を下げてご自宅にお戻りいただきました。
今回のように大きな骨壺に入れたのは、中々例がないのですがこういう例もあるのですね。12キロと言う痩せている割にはとても大きなお骨のボーダーコリーちゃんの火葬でした。