ペット火葬をしていて本日は、奇妙な現象がありました。
通常のミニチュアダックスちゃん5キロのオスの火葬ですから、別段変わったことが起こるはずがありません。
然しながら、今回とても奇妙は現象がありました。
それは、火葬炉の温度が1,118℃まで上がってから下がり始めたのです。
通常の560型の小型火葬炉では、こんなに温度を上げることはないのですが、大型用の火葬炉では、当園の決まりでは、1,130℃で止めるように設定してあります。
その場合は、1,122℃でバナーの火が消えてしまいます。
それでも、温度は1,130℃近くまで上昇してから、下がり始めるのです。
今まで火葬をしていて殆どこの1,122℃でバーナーの火が消えていますが、今日はその温度まで届かないで下がり始めてしまいました。
バーナーの火を切ってから下がるのは当たり前ですが、バーナーの火を点けたまま高燃焼にしているのですが、1,118℃で止まってしまったのです。
5キロのミニチュアダックスですからそんなに痩せている訳ではありません。
通常の大きさのミニチュアダックスです。
火葬炉のバーナーを点けていて、高燃焼にしていて下がることは殆どないのですから、本日温度が下がってしまったのがとても珍しいことなのです。
本日の気温のせいでしょうか。
青梅市で火葬していましたので、青梅市の9時30分〜10時の温度は、大体4度ぐらいだったのです、その温度が関係していたのでしょうか。
覗き窓は全開にしてあったので、そこから冷たい外気が入って温度低下をさせるようになったのでしょうか。火葬炉の中のペットちゃんは勢い良く燃えているのですが、変ですよね。
火葬時間は、35分で終了いたしましたが、自動燃焼をしていて一度も最高温度に到達しないで火葬が終了してしまったことは始めての事なのです。
ペットの火葬を長年していますと本日のような色々と珍しい現象に出会います。
色々な現象に出会っても亡くなってしまったペットちゃんを確りと火葬すると言う使命は変わりません。
大型火葬炉の強い火だったのですが、ミニチュアダックスちゃんは綺麗に火葬が出来てお客様にお渡しすることが出来ました。
それにしても珍しい現象だったことです。