4日の17時30分の予約のお客様でした。
「都合が悪くなったので、明日5日の同じ時間の予約を変更してください。」と申し出があり一日伸ばしたお客様です。
可愛いお箱に入れて真っ白でとても高そうなバスタオルに包んでありました。
とても可愛がっていたみたいで、持参したお花もとても高価なバラのお花を束で持ってきました。
受付けの時に「バスバレーですか?」と聞くと「バタースコッチです。」とお答えになりました。
見た感じはバスバレーと思ったのですが、違っていました。
後で、調べたのですがバスバレーフェレットの中の種類みたいです。
シナモン、シルバーミット、セーブル、バタースコッチ、ブラックセーブル、ライトセーブルとバスバレーフェレットの中で6種類あるのでしょうか?
細かい種類まで分らなかったです。
このフェレットちゃんの死亡原因は、「インスリンノーマ」という病名だそうでした。
お客様に聞くと低血糖が原因の病気らしいです。
今回は、バタースコッチという名前も、インスリンノーマという病名も始めて聞く名前です。
お客様はとても可愛がっていたみたいな仕草が色々と出て来ます。
特に火葬炉でのお別れでスマホで写真を何枚撮ったか分らないほど撮っていました。
じっくりとお別れをして点火を見届けました。
でも、中々礼拝所に入ってきません。
火葬している傍にたっていて見守っています。
礼拝所の中で今後の流れについて説明をさせて戴きたいので、礼拝所まで声を掛けて来て貰いました。
声を掛けるのがチョッと悪い気が致しました。
それ程、真剣に傍に立っていたのです。
火葬時間は、30分間掛かりました。
火葬したお骨は、肺、肝臓、前立腺と体中に腫瘍がいっぱいありました。
赤茶けた燃えカスは内蔵が全体的に固くなってしまっていたのでしょう、それがこの赤茶けた燃えカスになっていると思います。低血糖のインスリンノーマと言っていたがそれは分りませんでした。
喉仏に頷いて「ホントだ仏様の形をしている。 」とビックリしていました。ゆったり入れたいと思ったのでしょうか。3寸の骨壷にしたのでお骨も骨壷のそこのほうにある程度でした。
ゆったりと時間を取ってのお骨上げでした。最後に頭のお骨も綺麗に入ってお持ち帰りです。
お帰りの際は「有難うございました。」と深々と頭を下げてお帰りになりましたが、とても満足した様子のお顔でした。