右足に大きな腫瘍があるジャンガリアンハムスターの火葬を行いました。
リピータのお客様で、今回で3回目のお客様でした。
最初にいらっしたのが27年8月で次が28年1月に同じジャンガリアンハムスターの火葬をご下命戴きました。
以前は、家の近くのペット霊園での火葬だったそうです。「真っ黒で灰しか入ってない状態でした、残っていたのは目の下の骨2個だけでした。」と言っていましたが、当園に来た時は色々と調べたりブログを読んで決めたようです。
27年8月のジャンガリアン11ヶ月の時は、火葬したお骨は肺辺りのお骨が黒くなっていて子宮に腫瘍がありました。歯が赤くなっていたのが気になっていました。
「こんなにお骨が残るなんてすごい。」、喉仏もありました。「ココにして本当に良かった、とても嬉しい。」と言って喜んでお帰りになりました。
今年の1月の1歳7ヶ月の時は、お骨全体は真っ白で綺麗でしたが、肺廻りの骨が黒くなっていた、娘さんと奥さんは、「喉仏小さいけど分ります。」と言っていました。
相当気に入ってくれたのでしょう、「有難うございました、まだ3匹います。」と言ってお帰りになりました。
そして、今回の1歳10ヶ月のハムちゃんです。
火葬炉に載せた時に気が付いたのですが、右手が大きく腫れていました。
お客様は、「右手には腫瘍があり大きく腫れてしまいました。」と言っていました。
ジャンガリアンハムスターは、小さいですからお骨が飛んでしまわないように、火葬炉の中で置く位置が重要です。
お客様は、とても可愛がっていたようで最後まで体をサスサスと触っていらっしゃいました。気持ちの整理もついたのでしょう。「お願いします。」と言われて火葬炉の蓋を閉めました。
点火してからも、少しの間炉の傍にいらっしゃって火葬の状況を見ていらっしゃいました。暫くして礼拝所へ戻って待っていてくれました。
火葬時間は、今回は30分間掛かりました。
右手の腫瘍の燃焼に時間が掛かりました。
火葬したお骨は、チョッと赤茶けていました。
どうしてでしょうね。
頭の下に下あごのお骨があり、そこからL型に右手が伸びています。右手のLの平らな部分が全体的に黒ずんでいます。この部分が大きく腫れていました。
チョッと飛んで何本か揃っているのが指のお骨です。
全体的には、綺麗にそのままの形で残っていますが、色が何故だか赤茶けています。
「前のハムスターは、真っ白でとても綺麗でしたが、何でしょうね?」とお客様も頭を捻っていらっしゃいました。
前回、前々回と同じように、綺麗にそのままの形で残ってくれたことが嬉しかったらしくて「有難うございました。」と深々と頭を下げてお帰りになりました。
未だ、3匹もいるようですが、確りと長生きさせてくださいね。