茅ヶ崎から文鳥のお客様がお骨上げの時に言っていらっしゃいました。
文鳥の火葬を9日の9時01分に予約のお電話を戴いたお客様です。
予約の仕方も淡々と「小鳥の個別火葬をお願いします。」「お骨は持帰ります。」と始まりました。
「今日も、明日もいっぱいで11日なら何時でも大丈夫です。」「10時の予約で立会火葬でお願いします。」と心得た予約申し込みでした。
ご住所を聞いたら神奈川県茅ヶ崎市だったので「ペット霊園は八王子の下柚木ですが。」と答えると「大丈夫です。以前もお願いいたしましたので。」とリピータのお客様でした。
茅ヶ崎からのアクセスはとてもいい感じになっています。
圏央道が開通してからは、茅ヶ崎西の圏央道インターをはいって相模原愛川インターで降りてくると1時間チョッとでペット霊園まで来ることが出来ます。
ですから、とても近いところなのです。
今日は少し予約時間から過ぎてしまいましたが、多分「茅ヶ崎から八王子の下柚木までならそんなに余裕を見なくても大丈夫。」と思ってギリギリに家をでていらっしゃったのではないかと推測いたしました。
小さな箱に入れて、箱の中にお花でいっぱいに飾った文鳥ちゃんが眠っていらっしゃいました。
「お経もお願いします。」とお客様は火葬前のお葬式も確りと遣って供養してから大事な大事な文鳥ちゃんの火葬を行ないたい意向でした。
礼拝所でのお葬式は、一緒に連れて来たミニチュアダックスちゃん2匹も乳母車に載せて参列です。途中、寂しくなって「クンクン」言い出して飼い主さんに抱っこしてもらってお葬式を終了しました。
火葬炉でも、文鳥ちゃんを寝かせてからお花でいっぱいに飾って撫ぜ撫ぜしてからお別れをして点火を見届けました。その姿はとても愛情に溢れていてとても可愛がっていたのが、こちらにも伝わってきます。
火葬時間は、25分間。
火葬したお骨は、真っ白くてとても綺麗でした。
死亡原因が「老衰」と申告なされましたが、何処にもお骨の異常も見つからず完全に老衰で亡くなったというお骨です。
頭から首、背骨、尻尾、胸骨があり足のお骨、そして足の指先のお骨も固まって綺麗に残っているお骨の状態でお客様の元へお出しすることが出来ました。
お客様も腰を屈んでジーット見ています。
ココでお客様がおっしゃいました。
「前回も遣っているので、とても安心して待っていることが出来ました。」「このようなお骨で火葬が出来てくると思っていましたが、全くその通りでした。」と。
頭の先から足の指先まで一通り説明をさせて頂きましたが、もうすっかりと分っていらっしゃいましたが、足の指先のお骨は、「可愛いね。」と漏らしていらっしゃいました。
お骨上げも、淡々と行なわれ、綺麗に頭のお骨もクチバシがついている状態で骨壷に入れられて普通にお骨上げも終了いたしました。
リピータのお客様にとっては、「綺麗な火葬で、綺麗なお骨がそのままの形で残っているのが当たり前。」と思っていらっしゃいます。
他では出来ない文鳥等の極小動物の火葬もリピータの方達にとってはこれが普通の火葬なのです。「世間では『お骨が残らない。』と言っていますが、この霊園だけは綺麗にそのままの形で残るので安心していられます。」とおっしゃっていらっしゃいました。
お客様は、大事な文鳥ちゃんの入った骨壷を胸に抱えて「有難うございました。」とお帰りになりました。