当園のサルスベリは、4本あります。
その4本のサルスベリが各々いっぱいお花を付け始めて満開の状態になっています。
色は、白、ピンク、赤の3種類です。
その中の1本が共同墓地の入り口の階段の上にあり、門被りになっています。
門被りについてチョッと説明をしてみたいと思います。
門被り(もんかぶり)
庭木などが門にかぶっている状態を、門被りという。門のすぐ側に植えられた松が、門被りに使われることが多い。門被りを好む人もおり、庭の見物の1つである。
道路から塀の向こうの敷地内にみえる状態を、見越し(みこし)とよび、見越しの庭木は同じく見越しの松などが多い
当園では、階段を上がって共同墓地の敷地に入る所に通路の両側にツツジの植木があり、そこが門の様に他の場所と分けられているので門と見立てています。
その為に、「門被りのサルスベリ」と言っております。
このサルスベリは、白い色でとても廻りの緑に映えてとても良く目立ちます。
サルスベリの門被りを作ってもう5年目になりますが、今年あたりから門被りの成果が出て来ています。通路の上に枝が張り出してその枝に真っ白いお花がいっぱい咲いています。
綺麗ですよね。
この門被りの枝が9月に来る台風で折れてしまわないように19ミリのパイプで補強してありますが、段々重たくなってくるともう一回り大きなサイズのパイプで補強する必要があるかもしれません。
この門被りの真っ白なお花とその向こうにピンクのサルスベリのお花が共同墓地へ来るお客様の目を一層楽しませてくれています。
サルスベリは、何と言っても「百日紅」と漢字で書くように、100日間もお花を付けてくれています。7月から咲き始めましたので、10月始めまでズットこの状態でお花を付けてくれます。
とても、良いですよね。
ペット霊園にいらっしゃる方々は、とても心に傷を持った方々が多いのでこのサルスベリを始めとするお花たちで心の傷を癒してもらえれば幸いです。