八王子下柚木ペット霊園の上、長沼公園の下に50坪ほどの「第二ペット霊園建設用地」があります。通常は、大型火葬車の待機場所として使っています。
この長沼公園の下の土地に大穴があいたのは、5年前です。
その時の対応を3つのブログにまとめました。
26年6月10日のブログ、
26年8月21日のブログ、
26年10月7日のブログ のブログです。
今回、この大穴に台風19号で雨水が溢れる程溜まりました。
真ん中の写真は、南から見た写真ですが、この下に人家がいっぱいあります。
19号の台風で「よくこぼれなかった。」と思うほど上から20cm位まで水が溜まっています。
5年前の台風の時は、心配しましたが上から5m位ありました。でも、今回は20cmです。台風の翌日13日に撮った写真ですので、12日の当日は、もしかするとチョロチョロと零れ落ちていたのかもしれません。
気象庁の予報では、
金曜〜土曜に雨強まるおそれ
週中頃は晴れるところが多いものの、週後半の18日(金)から19日(土)頃にかけて、本州付近に低気圧が接近して全国的に雨が降る予想です。低気圧が発達して大気の状態が不安定となるため、東日本や西日本の太平洋側などでは雨が強まる可能性があります。今後の情報に注意してください。
と警告を鳴らしています。
そこで、今回19号の台風で満杯になっている、長沼公園下の大穴にこれ以上大雨で水が溜まって溢れ出す可能性がある為、八王子市役所の防災課に電話しました。
担当の方のすげない返事です。
「民間の土地に役所は手を出せません。」との返事でした。
「もしかすると、この大穴が出来た原因は、昔陸軍が掘ったと言われている戦車トンネルが原因かもしれないんです。」
と言っても、迷惑と言う感じの対応です。民間人がSOSの電話を掛けているのに、事故が起きたらどうするのでしょうか。
事故が起きたら大変です。この担当者はどう思っているのでしょう。
そこで、何処に電話したらいいか聞いて、戦車トンネルなら「陸自の幕僚監部の広報」に電話してください。
との事でした。
5年前に電話した時の担当の方は、とても親切で「消防団を向かわせて対応を取ります。」と行ってくれて消防署が見廻りに来てくれた事もありました。
とても、すげない対応なので、陸上自衛隊の幕僚監部の広報に電話してお話をさせて戴きました。
とても、対応が良くて市役所と雲泥の差です。
この大穴が出来た過程の当園のブログや、戦車トンネルの可能性が高いと書いてあるブログ隧道レポート 都立長沼公園の明治隧道捜索作戦 後編、
考察1: 「戦車トンネル」と「明治隧道」の関連性は?、
の内容も見てくれました。
そこで、この陸自広報の担当者から、この件は八王子市役所からの要望が必要です。
それと、災害対応でしたら、大臣官房広報課に内容を直接話してください。陸自広報のほうからも上に上げておきます。
とご指導を貰いました。
そこで、まずは行政の担当者がとても連れなかったので、近くの市会議員の先生に電話して、この話をすると、「現地を見なければわからないので、現地へ行きます。」とすぐ対応して戴きました。
待合わせ時間を調整して八王子下柚木ペット霊園で待合わせをして、長沼公園下の大穴の現地にご案内させて戴きました。
「こんな所にこんな大きな穴が開いているのって知りませんでした。」とビックリした様子です。
台風が来た時のこの穴の水位の写真も見せて、今までの経緯を説明した所、「早速、対応をとります。」と言ってくれました。
とても、頼もしい限りです。
そして、チョッと安心した事もありました。
それは、水位が13日より1m位下がっていた事です。
今日の状況では、今度の大雨が降っても何とか持ち応えそうですが、何せ水の事です。
又、市会議員と別れてから、防衛庁の大臣官房広報課に電話しました。
この内容を連絡して対応して欲しいとお願いしました。
でも、八王子市役所からの要請が必要だと言っていました。
そうですよね、防災は地元から要請がなければ国は対処できないですから。
こちらは、市会議員の先生がどれだけ市の行政に話してくれるかにかかっています。
色んな事を言っても土砂崩れが起きてしまったら大変です。
この長沼公園の下に住んでいる、皆様に被害がない事を祈っています。」