チンチラの火葬で、お腹にとても大きな塊がありました。
700グラムのチンチラですが、燃えカスがなんといっても凄いものでした。
色は、灰色で少し青が入っているような感じです。
また、大きさは8.5cmx5.5cmの大きさで高さは3cmもありました。
こんなに大きな、お腹の中の塊はいまだ見たことがありません。
そして、それが700グラムのチンチラのお腹から出てきたのです。
お客様も、「お腹が張っていた」と言っていましたが、こんなに大きな塊だとは思わなかったようです。
死亡原因は、胃腸と書きましたが、何でしょうかね。
石化して、私が力任せに潰してもびくともしません。
まだ、1歳6か月のメスのチンチラちゃんですが、よく頑張ったとほめてやりたいと思う気持ちでいっぱいです。
これが、この塊のしゃしんです。
こんなに大きくなるのは、便秘かと思って調べてみました。
◆便秘 通常、チンチラの糞は、無臭で大きめの米粒大です。色は褐色か黒で、排泄直後は柔らかく、便秘をしているチンチラでは、糞は固く細く小さくなります。 触診では、腹部に硬い糞塊を触診できることもあり、進行すると後肢の不協調または麻痺がみられることがあります。 |
◆鼓腸症 胃内容のうっ滞と細菌叢による発酵によって胃内にガスが異常に貯留することにより生じます。 胃内にバリウムの停滞がみられ、消化管全体にわたりガスの貯留が見られる。 また胃内のある種の細菌の欠如によってもひきおこされることが知られており、人口哺乳で育った個体や、老齢個体に多くみられます。 【症状】 また嘔吐ができないことによって呼吸困難の状態に陥ってしまうこともあります。 |
と言う結果でした。
上記には、当たらないかも。
もしかすると、灰色の堅い塊からすると毛球症かもしれません。
今度は、毛球症で調べてみました。
草食 小動物 食欲不振 それなりに一大事 獣医師の屶網です。 当院では様々な動物を診療していますが、今回は草食獣のことについてです。 ウサギ、デグー、チンチラ、モルモットなどの草食小動物が来院される際は、「食欲がない」という主訴が非常に多いです。 この単なる「食欲がない」は実はとても厄介で、草食動物の場合命にかかわることが多々あります。 草食動物は本来大量の草を食べてひたすら消化し、ひたすら便をするものです。 これが止まってしまうと、2−3日で生命の危機に瀕し、運が悪ければ数時間で亡くなってしまいます。 原因は多岐にわたり、なんの原因でも何かの病因→消化管がストップ→食欲不振→消化管ガスが貯留→ますます消化管がストップ→ショック状態→死亡 というパターンに陥りがちです。 最初のきっかけは子宮の腫瘍であったり、前歯臼歯の過長であったり、腎不全であったりすることが多いです。 引用:http://banquet-tokyo.jp/blog/?tag=%E6%AF%9B%E7%90%83%E7%97%87 |
この毛球症かもしれませんね?