ペットの火葬を専門にしている我が霊園では、いつもお花でいっぱいにするためにお花の種からお花を育てています。
時期毎にお花の内容が変わりますが毎年種取りをした種を翌年種まきして芽を吹いた新たな苗を育てています。
今年のヒットはマツバボタンです、いつもそんなに種が上手く芽が出て来ないのですが今年は育苗箱に2つ満杯に発芽して順調に育ちました。
一つの育苗箱で苗の数は800位は出来ますので、ビニールポットに入れると20箱にもなります。その為、一つの育苗箱はまだ手付かずの状態でこのままそこで育つと育苗箱の中でお花が咲いてしまいそうです。
例年このマツバボタンは数が少ないので腫れ物に触るように育てていますが、今年は量が多いので思い切った事が出来ました。
マツバボタンのお花は一本の茎から一つのお花が咲きます。その茎を切ってあげると切った下の所から枝が伸びてきてその先端にお花が咲きます。
ですから、延びてきた茎をその都度切ってあげると枝がいっぱいできてその枝毎にお花が咲きます。そして茎の背が長くならないので茎が折れ曲がったりせずに四方八方に枝葉が伸びてお花がいっぱいに咲きます。
今まで綺麗なお花が咲いている茎を切って枝葉をいっぱい出すと色々なホームページに書いてありましたが、その通り出来ずにいましたが、今年思い切って行いましたら本当に色々と枝が一杯出てきてそこにお咲くと思うと自然に笑い顔になってしまいます。
マツバボタンに限らず、今年は色々なお花で試しています。