夜の移動火葬で飯能市赤沢に行った時にお客様から言われました。
この地域は、夜行くとチョッと難しい地域です。
訳は、私たちのナビにはこの地域の住宅の位地図や道路地図が出てこないのです。
ですから、県道から中に入ってしまうと目標の家を目指して進んで行くしか方法がないのです。
今回も目標の家が近くなったのでこの辺かなと右に入る道を入っていきました。その道は直ぐに砂利道になり他所の庭の前を横切っているようにも思われます。
暫く進むと舗装道路に出て目的の家前らしき所に到着しました。
表札を探していると、お客様は待っていてくれたのでしょう、直ぐに家から出てきてくれて家の前の駐車場に案内してくれました。
事務処理も終了してご供養して火葬をしているときに言われました。
「こうして会社から帰ってきて、家の前の駐車場で火葬してもらえるのは最高ですね。」
「特にここからペットの火葬ができる霊園に行くのは大変だからね。」とも言っていました。
私達の本社の青梅市今井からこちらに来るのは比較的近いんですよ。
何せ、本社からここまで信号機が8つしかないからです。
ですから、信号のない道路を普通に走っても30分もすればこちらにこられます。
こんな会話をしながらペットの火葬が終了するのを待ちました。今回は大型の火葬車で参りましたので火葬時間も20分で終了致しました。
今回は、小型車のバーナーの具合が悪く修理中の為に、大型の火葬車で行くことなりました。
通常の小型の火葬車で火葬すると35分は掛かるペットちゃんでしたが約半分の時間で火葬が終了したことになります。
大型の火葬車も使い方によっては短時間の火葬をお望みになるお客様には好都合の方法かも知れません。
大型の火葬車は、大きなペットの火葬とばかりを考えていましたが、今回の使用法で移動火葬の時に時間短縮をご希望のお客様や時間を短縮しなければならない場合に使う事が出来ます。然しながら八王子のペット霊園では使えません。
お客様が「家の前で火葬ができる事は最高ですね。」と言いましたが、発想の転換で時間短縮を目的とした使用方法を思い付かせてくれたことに感謝したいと思います。
お客様に対してお客様が望む事を実現出来るように発想を転換しながら歩んでいくことも企業に取っては必要なことです。
今回お客様の元で発想した事がよいか悪いかこれから色々と問題に対処しながら実践していきたいと思いますが、この発想がお客様に悪く取られるかも知れません。
これに限らず色んな発想が、会社が発展して行くための糧になることには変わりません。色んな発想を巡らせて「お客様の為に。」を貫いていくつもりです。