朝一番の10時の火葬でした。
昭島市からのリピーターのお客様で、19年に日本猫15歳の立会火葬をして共同墓地へ埋葬したお客様でした。
今回も立会火葬をして、お骨を持ち帰り後日法事と共同墓地への立会埋葬をする予定です。
私達が9時15分にペット霊園に到着するともうすでに昭島市からのお客様は到着していて待っていてくれました。
礼拝所で霊園のベットに寝かせてると、ヒマラヤンの可愛い猫ちゃんです。特に白い毛と茶黒い毛の配色がすばらしい猫ちゃんでした。
年齢は何と19歳8ヶ月。
「20歳までは生きていて欲しかった。」とお客様は言っていました。この2年間ズット病院通いの状態が続いていてドンドン痩せて1.4キロまでになってしまったそうです。
お客様は、この猫ちゃんのお写真を一杯持っていらっしゃいまして本当に大事にしていた我が家の宝物の猫ちゃんだったでしょう。
お葬式、お花と食べ物を一杯入れて火葬炉でのお別れ、点火を見届けました。
点火するときは、ヤッパリ辛いんでしょうね。合掌している手に力が入っているような感じでした。
今回も、前の猫ちゃんと同様に黒檀の位牌も注文を受けました。
「この猫ちゃんでもうお終いです。」と言っていましたが2年間の看病生活がヤッパリ辛かったんでしょうね。
黒檀の位牌を注文しているときに、法事の日にちも決まっているのでその予約もして行きました。また、「思い出の小部屋にもこのお写真を載せてください。」言っていました。
ヒマラヤンの猫ちゃんで19歳8ヶ月は、最高年齢だと思ったのですが、調べて見たら21歳の八王子市別所のへチユニアちゃんが23年3月18日に火葬していました。
最長寿とはならなかったですが、第2位です。
火葬時間は、35分間。
火葬したお骨は、頭のお骨が凄く脆くてすぐに崩れそうでした。
お客様に「歯周病がありましたか?」と聞くと「はい。ありました。」と言っていました。
肺も悪かったので聞いたら「腎臓が悪いので薬を飲むと肺に水が溜まると言われていました。」と言っていました。
お客様は、法事の日まで自宅に置いておくので一番小さい骨壷に入れて持ち帰り49日の日に法事をして共同墓地への埋葬もしたいと言っていました。
お客様のご要望通り2.5寸の骨壷に入れるために、一旦3,3寸の仮の骨壷にお骨上げをしていただき、その後スタッフがお客様の見えない所でお骨を砕いて2.5寸の骨壷に入れてお渡しすることにいたしました。
お客様のご事情で小さい骨壷しか置く所がないみたいです。
2.5寸の骨壷に入れたお骨を大事に抱いてお帰りになりましたが、ご自分の思う通りに出来て満足そうでした。
私達も、お客様があってのペット霊園ですからお客様のご希望が適えられて良かったと思っています。どうぞ安らかにお眠りください。