「猫が死んでしまいました。」
「職場のお友達から聞いたのですが、お友達がお宅で犬ちゃんの火葬をお世話になったそうです。」
「良くして貰ったと言っていましたので、私もお願いしたいのですが、川越市なんですがこちらに来て貰えますか?」と言うお電話を頂きました。
お客様のご要望は、近くに河川敷があるのでそこで立会火葬をしたいとのご要望でした。朝一番の9時30分に伺う予約です。
川越市は、本社からだと遠くありません。車で40分位で行ってしまいます。私たちがペット霊園に通勤していますが、その時間より近くですので喜んでうかがうことにいたしました。
昨日、夕方の移動火葬が2本立て続けてありましたので、朝一番で火葬車を掃除して川越市的場に向かう事にいたしました。
本社から16号を川越に向かって走りますが、16号線が整備されていますので車も渋滞も無く60キロぐらいの速さでズット走ることが出来ます。車を走りながら本当に順調なのが快適に感じました。
お客様宅に着いたのは、予約時間の5分前でした。
お客様も待ち構えていたらしく、すぐに猫ちゃんを抱っこして近くの駐車場へ行ってから私達を火葬場へ案内してくれました。
入間川の河川敷で火葬する場所にはもってこいの場所です。
こんなに火葬するのに適している場所はそうはありません。河川敷に入ってすぐの場所で火葬をする事に致しましたが、野球場が前にあり休日だったらもっと奥の方に行けば全く問題ない場所です。
火葬炉に猫ちゃんを載せてから、その場でお経を読んでお葬式を行いました。
お客様は、周りを気にしていましたが、人がいないのを確認して猫ちゃんに手を合わせて拝んでいます。
お線香を上げ終えてお葬式は終了しました。
最後のお別れで、凄く大事な猫ちゃんだったんでしょうゆっくりを体をナゼナゼしてから「お願いします。」と離れてくれました。
火葬炉を閉める段になりました。
誰でもこの瞬間が一番つらい瞬間です。確りと手を合わせてこの瞬間を耐えています。点火された火葬炉が「ゴー。」と音を上げて火葬が始まりました。
火葬時間や火葬したお骨の病状の見方、これからのお骨上げの進め方を説明して車の中で待ってもらう事にしました。火葬炉の後ろに付けてありましたが、近くにいるのは嫌なのでしょう、車を移動して遠くに停めて待っていました。
火葬時間は、35分間。
火葬したお骨は、真っ白でした。何処も悪い所は見つかりませんでした。お骨も網にくっ付かない完全な老衰の猫ちゃんでした。
お骨の説明にも目を丸くして時々頷いて聞いていました。
大切な猫ちゃんでしたのでしょうね、お骨上げのお骨の摘まみ方も大変優しく持上げて骨壺に丁寧に入れています。3.3寸の骨壺でしたのでゆったりと入れることが出来て満足そうな表情でした。
川越市は有料地域で以前は出張しない地域にしてありましたが、お客様が増えたのと今日みたいにお客様同士の紹介によるお電話も増えましたので出張する地域にさせていただきました。
火葬する場所の確保もまだまだ少ないですが、今日みたいに火葬するのに適した場所をお客様から紹介されることに依って火葬する場所の確保がドンドンされて行く事だと思います。
お客様の満足した表情に接しらせて私たちも充実感に満ちで帰途につかせていただきました。