「お友達に是非紹介したいと思います。」と共同墓地へのお参りの時にお客様が言っていました。
上柚木から猫ちゃんの合同火葬のお客様でしたが、予約時間の20分前にいらっしゃいました。三毛猫ちゃんはダンボールの箱の中に新聞紙に包んで入れてありました。
ダンボールの箱を開けて確認してから申込。
「昨日の夜に腕の中で亡くなりました。」としみじみおっしゃりながら申し込み用紙に記入する姿が印象的でした。
「お経を読んで宜しいですか?」と聞くと「是非。」と思って無かった事を言われて「是非。」といった感じでした。
お葬式を終了して、共同墓地へのお参りをする時に三毛猫ちゃんを囲んで「この三毛猫ちゃんは毛が長いですね。」「そうなの。」「ペルシャ猫の血が入っているかも知れませんね。」と三毛猫ちゃんに毛並みについて話が弾んでから、
「この子は、頭が良くて気が優しかったんですよ。」とべた褒めです。
それだけ、大事な三毛猫ちゃんだったんでしょう。可愛がっていた模様が言葉の端はしに出てまいります。
共同墓地へお参りをしてお帰りになりましたが、共同墓地へ行って「これが塔婆ですか。」と塔婆が分ったらしく、「今日建てなくても又お参りに来た時にも建てられますから。」とこちらで言うと、「そうね。お参りに来た時に建てましょう。」と言っていました。
共同墓地では、今回初めてなのでお線香の使い方やろうそくの使い方を説明させていただきました。「特にお花は、いつもいっぱいですが二つ置いてある花桶がいっぱいになったらもう一つ出して使ってもらっています。」と説明させていただきましたが、今日も予備の花置けが出ていてそれにも半分以上お花が入っていました。
花桶だけではなく、「お花がいっぱいですね。」と言って廻りを見回していました。今は春のお花の時期から夏のお花の時期への端境期ですが、パンジーやモッコウバラ、虫取りナゼシコが咲いている上にペチニアがもういっぱいにお花をつけています。
いつも、この皐月の咲く前はお花が寂しくなる時期ですが、ペチニアを導入してからはお花の切れ目がなくなってきました。
そして「いい霊園ですね。」「お友達にも紹介したいと思います。」とお客様が言ってくれました。お客様も心底気に入ってくれたみたいです。
そして、もう一度三毛猫ちゃんとのお別れをしてお帰りになりました。「今度は娘も連れてきたいと思っています。」と言ってお帰りになりました。
今日中に確りと火葬して埋葬して置きます。