今日の3番目の火葬は、巻き毛モルモットちゃんでした。
お客様がダンボールの中に入れてお花で一杯に飾って連れていらっしゃいました。見た感じは大きくて猫ちゃんのように見えました。
申し込みの時に、1,2キロと申告され大きいと思っていましたがヤッパリ。
今までのモルモットちゃんの最高体重が1.5キロ 八王子市散田町のトマトちゃん4歳です。 2位が1,2キロで青梅市今寺のルルちゃん4歳3ヶ月 日野市日野本町のハナちゃん4歳10ヶ月でした。
今回のこなたちゃん3歳5ヶ月も1.2キロの2位にランクされます。
肥っているモルモットちゃんのお骨は、大体が普通のモルモットちゃんのお骨と同じでお肉だけがいっぱいついているのが多いです。
今回も、そうだと思ってお骨を全部残して火葬してお客様にお渡ししてやろうと思ってマット火葬で火葬する事にいたしました。
1キロ以上あると通常の火葬で十分なのですが、お骨が小さいと網から落ちてしまう場合が多々ありますので、マット火葬で遣ればお骨は全部残ります。
でも、マットの上に載せたら斜めにしていっぱいでした。
お花でいっぱいにして大好きだったピーマンをいっぱい入れてお別れしてから点火を見届けた貰って火葬を開始いたしました。
横向きにしていたのですが、肥っている為に動いてしまいます。
火葬している間にコロコロ転がってしまう場合もありますが、今回のモルモットちゃんも転がる寸前で抑えることが出来ました。
マットの上に元通りに載せて押さえていますが、脂分が凄くて火の勢いがドンドン強くなります。何処彼処から脂が絞り出ています。
ある程度火葬が進んでやっと動かないように落ち着きました。
これから、じっくりとお骨にして参ります。
火葬時間は、通常の猫ちゃんと同じ35分間でした。
火葬自体は、25分ぐらいで終了していたのですが、下に落ちた脂分が燃えきらずに脂分だけで10分燃えていました。
火葬が終了してマットを網の上から取る段になって弱りました。
このモルモットちゃんの脂分が多かったので、マットが下の網にくっ付いてしまって中々取れません。
あまり強く引っ張るとマットの上に載っているお骨がバラバラになってしまいます。マットと網の間に薄い鉄板を入れてマットを下の網から剥がしながらやっと取りました。
何せ、温度が800度もある中での作業ですから、おいそれと行きません。
綺麗にマットが外せてホッとしました。
火葬したお骨は、お骨自体は真っ白で綺麗でしたが、お腹の部分が黒くなっていました。
何か悪いものでも食べたのでしょうか。何だったのでしょうね。
この子は、肥っているせいか少し糖尿のけもあるのかもしれませんが、頭のお骨が脆くて崩れそうでしたので、3寸の骨壺に入れて壊れずに入れることができました。
頭のお骨が脆そうでも崩れないで入りそうな場合は、一ランク上の骨壺に入れてやることにしています。そうすればゆったりと余裕を持ってはいるからです。
火葬炉の脇で火葬したばかりのお骨をお見せしてやってからスタッフが拾いましたが、お客様も崩れそうなのが分かっていたので綺麗に骨壺に入っている頭のお骨を見てホットしていた様子でした。
今回は、1.2キロと今まで火葬したモルモットちゃんの2番目の体重のペットちゃんでしたが、綺麗に火葬出来、お客様の喜ぶ顔が見れて幸いです。
どうぞ、お家に帰ってモルモットちゃんの亡骸を大事にご供養してやってください。お祈りしています。