西東京市からパグ犬の火葬に見えられたお客様はペット霊園の駐車場について「道が混んでいて1時間30分位掛かってしまいました。」と笑って言いながら車から降りていらっしゃいました。
パグ犬の入っている段ボールの箱はそんなに大きくなくて一見小型犬みたいな感じです。礼拝所で箱の蓋を開けて中を見させていただくとタオルに包まれたパグ犬ちゃんが縮こまった感じで入れてありました。
申込書に書かれた死亡原因は脾臓が悪かったと書いてありました。
獣医さんの所で脾臓が悪いと言われても「もう15歳ですから、そのままの自然な形で生涯を終わらせた方が良い。」と思って看病してきたそうです。
礼拝所でお葬式、火葬炉に載せてペット霊園に咲いているお花で飾ってお別れして出棺を見届けました。
お別れのときには、写真をいっぱいとってお別れです。「この写真後で見るの?」と奥さんに言われながらも真剣に撮っていました。
15歳のパグ犬ちゃんで亡くなった時の体重は8.5キロだそうです。パグ犬の平均体重は7.5キロですから大体普通のパグ犬です。
でも、火葬するとパグ犬は燃えすぎてしまうので通常の火葬炉ではなく大型の火葬炉で火葬する事にしました。その為に霊園からチョッと離れた場所で火葬をしてくるので出棺させていただきました。
火葬時間して戻って来るまでの時間は1時間30分を見込んで「それまでの時間はご自由にして下さい。」お客様は、じゃあ、時間つぶしに公園でも行ってきますと上の長沼公園を散策すると言って出かけて行きました。
火葬時間は50分間で終了です。往復の時間を入れて1時間5分で終了しましたので、お客様も霊園に早めに戻って来ることになりました。
火葬車が帰ってくる前にお客様は戻ってきてすぐに火葬車が帰ってきました。
火葬炉を開ける所から立ち会う事が出来ます。駐車場の上にベンチがありそこから安全に火葬炉を開ける作業を見学する事が出来ます。
「小さい。」と言う事が第一声です。お骨になってしまうとそう思うのでしょう。
「この青い所がお薬の色です。」と火葬担当者が説明しながらお骨の載った火葬台を炉から出していきます。
「熱いね。」とも言っていました。
少し離れていても熱風は伝わるのでしょうね。
礼拝所にトレーに載せたパグ犬ちゃんのお骨が置かれて説明です。
火葬したお骨は、真っ白で綺麗でしたが、腎臓の辺りが黒くてその上にお薬が一杯ついていました。
脾臓が悪かったといっていたのでそこが脾臓なのでしょうね。歯医者さんだといっていましたが、上顎に虫歯の穴があると教えてくれました。
4寸の骨壺に綺麗に頭のお骨も中央に綺麗に置くことが出来、最後に喉仏をお口の脇に置いてお骨上げは終了です。
お客様は、思った以上のお見送りが出来たことで満足そうに見えました。
これから西東京市までお帰りです。渋滞なしで1時間4分ぐらいですから普通だとやはり1時間20分ぐらい掛かるのでしょう。
どうぞ、お気を付けてお帰り下さい。
とても仲の良い綺麗な奥様と素敵なご主人のお似合いのカップルでした。