チョッとお伺いしますが、お宅は連れに来てくれて火葬を遣ってくれる所ですか?」と電話が掛かって来ました。「はい。そうです。」と答えると「入間市ですが可能でしょうか。」
「いつなら大丈夫ですか?」「明日17日はお休みですので、今日なら19時、明後日の18日なら朝一番で大丈夫です。」「チョッと相談して電話します。」と一旦電話が終了しました。
これでお終いの問合せのお客様も多いのですが、このお客様は6分後に再びお電話を受けました。「19時にお願いします。」とご予約を戴きました。
でもチョッと変です。
「一旦戻ってきます。」と言う事を言っていました。後で聞いたらこの猫はお婆ちゃんの猫で電話してきたのがお嫁に行った娘さんからなのでした。
入間市の新久が実家でお客様は所沢に住んでいるみたいです。
ですから、電話した時は新久で電話したのでしょうが、夕方なので所沢の家に一旦帰ってから新久に来るのでしょう。
予約時間の2分前に到着しましたが、お客様は玄関前に車を停めて待っていてくれました。
家の中には入らずに玄関前に猫ちゃんの段ボールが置いてあり、暗がりの中でしたが玄関灯の明かりで事務処理を済ませてその場でお経を読んでお葬式です。
お客様は、未だ未だいっぱい猫ちゃんを飼っているらしいです。
「何処に頼んで良いかわからなかったですが、近くで良い所にお会いして。」「所沢の家にもいっぱい猫がいます。その時は来て貰えますか?」とも言われました。
当然「大丈夫です。」「もしもの時はお電話ください。」と言っておきました。
私たちのペット霊園では、多頭飼いのお客様が可也おります。何れもご自分で私どものペット霊園にお電話を戴いてリピータになって頂いた方々です。
今回も合同火葬の引取に伺ったわけですが、多頭飼いのお客様でも千差万別です。
合同火葬のお客様もいれば個別一任火葬のお客様や立会火葬のお客様もいらっしゃいます。
何れのお客様も野良猫ちゃんを保護して飼っていらっしゃいます。
凄く気持ちの優しい方々ばかりです。
その様な方々に礼を尽くすのは、お客様のご要望を確りと受け止めてお客様が希望する火葬や埋葬を確りと行う事です。
今回の合同火葬は、インコちゃんと猫ちゃんの合同火葬で引き取った後行いましたが、私たちの基本は、合同火葬であれその日のペットはその日に確りと火葬する事です。
他に合同火葬のペットちゃんがいない場合は、そのペットちゃん一体で火葬する事になりますが、早めに火葬してあげた方がペットちゃんの為であり飼い主さんの望むことだと思っています。
今回の入間市新久のお客様もそのことを理解してくれて、こらからリピータのお客様になって頂けすでしょう。
私たちのペット霊園は、「社会から必要とされる使命を全うして地域に貢献して行けたら。」と思って邁進していきたいと思っています。
本当に気持ちの優しいお客様にお会いできて清々しい気持ちでいっぱいでした。