すずめの火葬に南大沢からバスでいらっしゃいました。すずめちゃんの火葬は珍しい部類にはいります。
すずめちゃんを火葬する方はとても優しい方たちです。すずめって飼ってはいけない野生動物だからです。何らかの訳があって保護して看病している人達なのです。
今回も、巣から落ちてきて死にそうなすずめちゃんを見つけてあげて看病して十分に体力がついたら元の野生に返してやるつもりだったそうです。
でも、この子はすずめの家族の中でも間引きされてしまったすずめちゃんのようでした。拾ってやっと時から色々と悪い所が一杯あって大変だったと言っていました。
「中々良くならないで、看病して保護しているうちに8年も経ってしまいました。」そうです。「いっぱい病気があって、特に目の周りのオデキ見たいな、腫れた所はズットそうだったです。」といっていました。
今朝亡くなってしまって、色々と考えたのですが、やはり生き物ですから供養してやるつもりでペット霊園での立会火葬をすることにしたそうです。
「小さい遺体でしたから、バスに乗ってくる事も出来ました。」
「礼拝所でお葬式を上げる事も出来ました。」火葬したお骨は真っ白でとても綺麗なお骨になって火葬が終了しました。
火葬したお骨は、頭のお骨にクチバシが確りとくっ付いた形で横に寝て、羽の形も胸骨も確り分ります。
特に首のお骨の一番上についていたのが喉仏だと説明を受けることが出来ました。
頭のお骨から首の骨、背骨、そして前足が付いている所が羽の部分で後ろ足も確りと分りました。
「足の指先の小さなお骨も確りと固まって残っていました。」
唯、この子が病気だったせいか、胸のお骨から中の内臓の辺りが黒い色が着いていたのが気に掛かります。
火葬したスタッフの話では、「通常20分ぐらい掛かる時間を25分間にしてくれた。」と言っていました。
このような感想をお骨を見ながら、話しながらお骨上げをしていました。
ひん死の重症を負ってしまったすずめちゃんをココまで大事に育てて8年間に闘病生活をここでピリオドが打てました。
お骨上げも、クチバシが頭のお骨に付いたまま骨壷に入れることが出来て凄く喜んでいました。
優しい気持ちの持ち主で、今までの看病が大変だったと思いますが、元気を取り戻していただくことを祈念しております。