今日の11時30分からのお客様にお骨を見せた時の一言です。
「こんなに綺麗に確りと残るんですか。」「お骨は真っ白ですね。」と見せた瞬間の一言でした。そしてお骨の説明中も頷いて聞いていました。
個別一任火葬のお客様ですが、カプセルを購入しているので、お客様の面前でカプセルにいれるお骨を選んでいた時に「綺麗にお骨が残ると書いてありましたが、思った以上ですね。」と言われました。
コザクラインコは、セキセイインコよりチョッと大きくてお骨もチョッと大きめです。
そんなに大きくないのですが、頭のお骨からクチバシ背中に掛けての翼の部分などが本当に良くわかります。
カプセルに入れるお骨は、足のお骨や指先、背骨の尻尾のお骨の始まる所を入れることに致しました。足の指先のお骨などは、本当に小さくて長さが3ミリ位で太さが0.3ミリぐらいに小さな小骨です。
又、足のお骨も太さが1ミリ位で長さが15ミリぐらいでした。幾つかのお骨を入れてお客様は大満足のような感じです。
残ったお骨は、頭のお骨の先にクチバシが確りと着いていて顔の形が火葬する前と全く一緒です。このお骨にお肉と羽毛が付けばそのまま生きていた形になるような火葬状態でしょう。
頭から背骨が一直線に並んでいて、肩甲骨辺りから羽の下のお骨がZ型に並んで付いているのも良くわかります。
先ほど、摘んでカプセルに入れてしまいましたが、足のお骨から指先の部分のお骨は繋がっていてこれが足の部分で、ここら辺の塊が足の指先の部分の集まりだと良く目を凝らせば分ります。
以前も立会火葬のお客様は、この指先のお骨を一本ずつ摘んで目の前に持って来て確認しながら骨壷へ入れていたのを思い出します。
小さな指先のお骨は、最近になってその存在が分るようになりました。
小さい塊ですから、最近まで燃えカスと間違えてしまったり見落としてしまったりしていました。
それが、お客様が気が付いてくれてその塊が指先などがある塊だと分ったのです。
今回は、個別一任火葬がご希望でしたので、お骨上げはスタッフが行いましたが、先ほども申した通りカプセルに入れるときにお客様が見て色々な言葉の連発を戴けたのでした。
最近は、このインコちゃんの火葬も慣れて来て然程気を使わなくても全く問題なく出来ますので、このインコや極小動物の火葬は八王子下柚木ペット霊園だけの出来る特技なのかも知れません。
お客様にも、「もし気に入ったら知り合いを紹介してください。」と言ってパンフレットをお渡ししていますが、皆さんニコニコして「分りました。」とか「是非紹介します。」と言って貰えますのでうれしい限りです。
インコの火葬が綺麗に全部のお骨が残る火葬が出来ると評判をいただけるようになったので、近隣のお客様だけでなく遠くからもいらっしゃるお客様も増えてきました。
私達は、このように期待していらっしゃるお客様のご期待に答えられるように日々努力して行くのは当然ですが、今の技術に満足することなくお客様が望んでいる技術の練磨にも励んで行きたいと思っています。