7月24日のブログに書きました火葬炉の受皿を新たに使い始めました。
急遽使わなくてはならなくなりました。
それは、今まで使っていた受皿をペットちゃんを載せて炉の中に入れる場合に、私の力では横滑りしてしまって真っ直ぐに炉の中に入って行かなくなりました。
それは、受け皿を入れたり出したりする時に使う器具を挿し込む穴が広がってしまって上手く力が入らなくなってしまったからです。
実は、受け皿の短辺方向の立ち上がりの部分に、この器具を挿し込む穴が3つ空いているのですが、向かって右側の部分が熱により摩耗が激しく駄目になってしまいました。
そこで、その立ち上がりの半分から右側を新たな板を溶接して補強をしたのです。当然そこに空いている穴は潰してしまいました。
その為に、この受け皿を炉の中に入れる時には、中央の穴と左側の穴に器具を挿し込んで押し込むのですが、中央の穴が大きくなってしまってこの挿し込み器具を挿し込んでもぶかぶかしてしまって力が入らないようになりました。
その為に、左側の力が勝ってしまって真っ直ぐに入らずに右にずれてしまいます。右側の壁に当り入れるのが一苦労になってしまいました。
そこで、この受け皿を修理しようと思って最初にした方法は、右半分に張った板に穴を開けて挿し込み口を作る事です。
この穴を開ける作業をしてのですが、いつも開けている穴あけ用の道具では如何しても開かなくなってしまいました。
これは、この受け皿に新たに張った鉄の板が「何回も真っ赤に熱せられて冷める。」と言う作業を繰り返し行う事で板自身が硬くハガネのようになってしまったのでしょうか。
どうしても穴が開かないのです。
その為に、もう一つの方法を行う事に致しました。この作業はこの短辺方向の板を全とっかえするか、出来るならば補強して中央部分の広がった穴を小さくする方法を見つける事です。
この短辺方向の作業するには、かなりの時間が掛かります。
本日は、16時からのハリネズミの火葬までの限られた時間の中で行わなければなりません。
その為に、作ってあった新たな受皿を使用して見る事に致しました。
一度新しい受皿を使い始めると古い受皿が修繕を終えたとしても、新たな受皿にマットなどをセットして使うためにこのマットが古くなって交換が必要な時期が来るまで新たな受皿を使い続ける必要があります。
今回で、受け皿の使用は13個目の受皿になります。
前々回の11回目の受皿は、687日間持ちました。今回修理の為に降ろした12回目の受皿に使用日数は本日9月23日で605日間です。
11回目の受皿の使用にっするより82日も短いのです。
今回修理をして後3ヶ月は使えるようにするつもりです。
今日からは、13回目の今回初めて板から作成した受皿を使うようになりますが、マットが古くなって使えなくなる30日程度新たな受皿で対処したいと思っています。
それにしても、ちゃんと時期を見て空いている時間に作った今回の13回目の受皿がこれから使用していくうちにどの様になっていくかは今後の観察によるものだと思います。
でも、今回の受皿は、立ち上がり部分にファイバーキャストを塗ってから使いますので熱の伝わり方も柔らかくこの受け皿に伝わってくれるのではないかと思っています。
お客様に、大衆料金での火葬が出来るように確りとコストを抑えて日々精進する事に依ってお客様から支持を戴いているのですから、こらからもこの路線を確りと踏襲して参りますのでよろしくお願いします。