「リスザルの火葬をお願いします。」とお電話を頂いて翌日火葬することになりました。
リスザルちゃんは、火葬しているようで火葬していないのですね。
調べたら23年に八王子市横川町のピーちゃん一件しか火葬していないのです。
今回で2回目なのです。
ビックリですよね。
600gのオスのリスザルちゃんでした。
ダンボールの小さな箱に頭を枕で持ち上げたようにして寝かせたありました。
とても愛らしいお顔で亡くなってしまったとは、とても思えないお顔です。
この子が生きている時に会えたらさぞ可愛くてすぐに虜になってしまいそうな、愛らしいお顔をして寝かしてありました。
前回のリスザルちゃんも600gでしたが、今回の子も600gと同じ体重でした。
連れて来たお箱の中に綺麗なお花でいっぱいにしてあり飼い主様のこの子に対する愛情の強さが良く分ります。
通常600gでは普通の火葬で良いのですが、今回あえてマット火葬にしてみました。
通常敷くマットですから、極小ペットに使うのと同じなのでリスザルちゃんを寝かせて置くといっぱいです。
礼拝所でお経を読んでお葬式を上げて火葬炉に寝かせました。
廻りにはお花でいっぱいにしてこのリスザルちゃんの旅たちを飾ってやっています。
みんなで最後のお別れをして点火です。
火葬している私は、チョッと小さめなマットで「この子が動かなければ良いのですが。」と心配をしていましたが、案の定確りと寝たままの形で初期の状況を過ぎることができました。
子のこと比べてチョッと大きめなフェレットちゃんは、良く頭を動かすのですが、チンチラやモルモットは全くそのままの姿勢で居てくれます。
このリスザルちゃんも火葬炉に寝かせたままの姿で居てくれています。
これで、一番の心配がなくなりました。
後は、日の通りがどれだけ良く通ってくれるのかだけです。
火葬時間は、丁度30分間で終了です。
マット火葬だったのでもう少し時間が掛かるかと思ったのですが、全く影響はなくて予想通りの火葬時間で終了することが出来ました。
マット火葬の特徴は、全くお骨が他に零れて落ちてしまうようなことはなくて全部のお骨が残ってくれることが一番の特徴です。とても清々しいお客様でしたので火葬時間が掛かっても全部のお骨を確りとお持帰りしていただきたいと思ったのでマット火葬にすることに致しました。
火葬時間は、30分でした。
マット火葬をした割には時間は全く同じ時間です。
お骨自体には、肝硬変の痕がありましたが、とても綺麗なお骨でお客様たちはニッコリです。
リズサルちゃんは比較的お骨が多くて3寸の骨壷になりましたが、綺麗にお骨上げが出来ました。
お客様は、ネットでリスザルの長寿記録を調べたそうです。
そうしたら21歳と出てきてので、家のがトップだと思ってこちらに来ました。
スタッフからも「長生きですね。」と言われて「やっぱり。」と思ったそうでした。
何しろ22歳のリスザルちゃんの火葬が出来て、私たちスタッフ一同も大変感動しています。
八王子下柚木ペット霊園のリスザルちゃんの22歳の長寿記録が誕生いたしました。