久しぶりの金魚の火葬です。
金魚の火葬が出来るペット霊園は、他には聞いた事がありませんので、当園だけの特別な技術なんでしょう。
今回の金魚は、和金かヒブナだそうです。
今回の金魚ちゃんは、タッパウエアーに入れて冷凍庫で保冷して来たお客様です。
持ってくるときは、発泡スチロールの箱にドライアイスを入れてタッパに入れた金魚ちゃんを連れてきました。
その為に、タッパウエアーの蓋が開かずに暫くそのまま発泡スチロールの箱から出して外気に触れさせて開ける事が出来るまで待つことになりました。
タッパに入った、金魚ちゃんは尾ひれが赤い色が戻ってきましたが、後は未だ冷凍のままで真っ白い霜に覆われているような感じでした。
お経を上げてお葬式をしてから火葬炉に載せてお花や食べ物を飾ってお別れして点火を見届けました。とても綺麗な飾りつけが出来てお客様も満足そうです。
センスの良い飾りつけとこの金魚の火葬は初めてなので、「写真を撮って良いですか。」「ブログに載せても良いですか?」と聞くと「分りました。お願いします。」と笑顔でお答えいただきました。
点火を確認してもらって火葬が開始されました。
火葬してすぐは、火葬の説明と今後のスケジュールの説明が礼拝所であるので暫く炉の脇にいませんでしたが、それが終わると直ぐに炉の脇に来て作業を見ています。
覗き窓から中をご覧になって、「燃えていますね。」とおっしゃいました。
温度計の温度を説明して、「左側にある数字は今、金魚ちゃんを実際に火葬している温度です。
そして、右側が2次燃焼室で煙と臭いを燃やしている火葬炉の温度です。」と。
火葬炉の中の金魚ちゃんの燃え具合も刻々と変わっていきます。
写真に撮ってみました。
燃え具合が分ると思います。
通常の金魚ちゃんは、25分ぐらいの時間で終了しますが、今日の金魚ちゃんは400g位ある和きんかヒブナと言っていましたが、可也時間も掛かりそうです。
中々お骨になっていきません。
火葬時間は35分掛かりました。丁度猫ちゃんの火葬時間と同じくらいの時間です。
ココで、順番に写真を掲載してみようと思います。
以上のような火葬です。
お客様は火葬中に覗き窓からズット見ていました。
粉骨したお骨は、ほんの一握りになってしまったのでビニール袋に入れて2寸の骨壷に入れてお渡しいたしました。
お骨が思った以上にいっぱい残ってくれて大変喜んでお帰りになりました。