「夜遅くに電話してすみません、電話が24時間対応で助かりました。」と言って予約時間20分前に到着しました。
「平塚市からどの位かかりましたか?」と聞くと「1時間30分ぐらいで来る事ができました。」
黄色い綺麗なセキセイインコが小さな箱に入っていました。
「今まではそのまま埋めていたんですが、今回は長生きだったので火葬お願いすることにしました。」、「丁寧に火葬してくれると書いてあったので来ました。」とも言っていました。
キット大切なセキセイインコちゃんだったんでしょうね。
11歳11ヶ月と申込書に記入しました。
「近くにも火葬場はあるんですが、犬猫なら誰でも出来ますが、このように小さいセキセイインコの火葬は専門に遣っている所でないと出来ないと思ってきました。」
礼拝所でお葬式を挙げて、火葬炉に黄色いインコちゃんを寝かせてその廻りに食べ物やお花で飾ってお別れをして点火を見とどけて戴きました。
火葬中、「圏央道が6月28日に繋がるとここに来るのが早くなりますね。」「寒川のインターから直ぐ傍なので。」とも言っていました。
やっぱり、小鳥の火葬を綺麗に火葬してもらえるところは中々無いみたいで、八王子下柚木ペット霊園を探すのに大変だったみたいでした。
また、夜遅くに電話しても出てくれる所が中々なかったみたいでもありました。
火葬時間は、30分間。
火葬したお骨の、お腹の部分の黒い色が着いているのが中々取れなくて時間が掛かったのです。
火葬したお骨をお客様の元に運んで開口一番「丸いのが頭?」と。
今回の火葬では、セキセイインコちゃんが火葬中に頭を上に持ち上げてしまってそのままの形で火葬を続けましたので、火葬中首の部分が燃え尽きて頭が下にコロコロと落ちてしまいました。
そのため、いつもの頭の位置ではない所に頭のお骨とクチバシ、下顎が落ちていましたが、お客様はそれでも大満足の様子でした。
「クチバシもあるね。あの穴が空いている所お鼻の穴。」、「下顎もある。」、「この黒い所がお腹のウンチ。いっぱい溜まっていたから。」
お骨上げで、足の指や足のお骨をまず骨壷に入れてから、翼の部分を持ち上げたら全部付いて持ち上がって来ちゃいました。
最後に下顎を置いてその上に頭のお骨、その前にクチバシを置いて完成です。
お客様は、お骨の入った2寸の骨壷を大事そうに抱いてお帰りになりました。