横浜市港北区からジャンガリアンハムスターのお客様でした。お電話を戴いてお客様がまず最初に聞いたことは「ジャンガリアンハムスターなんですが、お骨は残りますか?」とのお電話でした。
「確り残ります。」と答えるとそこから予約に必要な質問や受け答えをして8日の15時30分からの立会火葬の予約になりました。
予約時間20分前に到着してからも、再度「お骨はのこりますか?」と質問していました。答えはいつもの通り「確りと残ります。」です。
ここ2日間で3匹の極小のペットを致しました。
8月7日キンクマハムスター セキセイインコ
8月8日 ジャンガリアンハムスター とありました。昨日の二匹ともお客様は大満足でお帰りになりました。
当園での極小動物の火葬で最近お骨が残らないことは全くありません。通常的にお骨は全部残っています。ハムスターでは下顎から生えている歯や上顎の所の前歯が綺麗に残っています。
足の指の小さな指のお骨が確りと並んでいる様子もお客様にとってはとても可愛い大切なペットの思い出に残る重要な出来事かも知れません。
火葬最中にお客様に問い合わせると「お骨が確り残るのかまだ半信半疑です。」と言っていました。
火葬時間は25分間でした。
火葬したお骨は、お客様の前にお出しすると「こんなに残るとは思っていませんでした。」とます最初に言われました。
頭のお骨の前に付いている前歯や下顎の前歯それに続く歯や首のお骨の先端にあるはずの喉仏は見つかりませんでしたが、他のお骨や足、そしてその指の説明をしてまいりますと「このまま、お骨をずっと見ていたいです。」とも言って身を乗り出してお骨をじっと見ています。
「お腹のこの青白くて黒いのが癌ですね。」とお客様が言っていましたが、そうなのかも知れません。お客様は今まで過ごしてきた中でお腹に腫瘍があったのでしょう。
「こんなに残って凄くうれしいです。思っていた以上の火葬が出来ました。ありがとうございました。」と言ってお骨上げが終了しました。
お帰りにパンフレットを渡すと「このパンフレットをペット好きに渡します。」と言ってくれましたが、「直ぐに渡さないでください、『うちのはまだ死にません』と叱られますからと。」笑いながら言っておきました。
「港北区から1時間半位掛かりました。」と言っていましたが、お気をつけてお帰りください。
ジャンガリアンハムスターの成仏をお祈りいたします。