安楽死が死亡原因のペットちゃんのページです。
長い間病気で床に伏しているペットちゃんが沢山います。
お客様は「ずっと寝食を忘れて看病しました。」とおっしゃる方が多くいらっしゃります。
病院の先生も安楽死を推薦しました。
決断をするまで長い長い時間も掛かりました。このページはその苦難を乗り越えて安楽死を選択したお客様の火葬のぺーじです。
安楽死の火葬について
「明日安楽死をしますので、火葬をお願いします。」と言う電話が時々はいります。
安楽死の理由は、
一生懸命看病しているんですが、看病疲れで家の人々が体調を悪くしてしまい、看病ももう限界になってしまいました。・・・・・・。
お医者さんからもう直らないからと言われました。・・・・・・。
等々の理由です。
霊園に来たご家族の方にお会いすると、
看病で疲れているなぁ。と見える方、
悲しみが吹っ切れた方、
泣き崩れてしまう方、・・・・。色々な方がいらっしゃいます。
でも、その方々に共通している事は、一生懸命に看病したので、今はほっとしていると云うことです。
看病の期間はその人その人によってまちまちですが、ひどくやつれた方も時にはいらっしゃいます。
安楽死の方は、大体立会火葬が多いのですが、家族として一緒に生活して癒された日々を想い出し、お骨上げも丁寧に慈しみに満ち溢れている姿がいつもそこにありました。
言葉に出さずとも、きっと心の中で 「有難うね。」「成仏してね。」と言っていると思います。
飼い主の皆様がお帰りなる時に本当に「お疲れ様でした。」と言ってあげたい気持ちでいっぱいになります。
**********************************************************************青梅市平溝のシーズ犬ちゃんは下腹部に大きな腫瘍がありました。
6月になって最初の火葬は、青梅市二俣尾の平溝の奥の移動火葬でした。
シーズ犬ちゃん8キロの個別一任火葬でした、成木から平溝に入って高水山の登山口の道路を登って行き一番上の方の家でした。
家の脇の空き地で火葬することになり、まずは家の中での事務処理です。シーズ犬ちゃんは居間にダンボールの箱の中に寝かせれてありました。
事務処理後、お経を読んでお葬式、火葬炉に載せて持参したお花で飾りつけ、お別れをして点火を見届けてもらいました。
火葬炉に載せた、シーズ犬ちゃんはお腹の所に大きな野球のボールぐらいの腫瘍があり包帯を巻いてありました。
31日の朝に安楽死をしたそうです。
お客様たちは、シーズちゃんのお腹を擦りながらお別れです。皆様の目から涙がいっぱい零れています。
安楽死をするには、相当の理由があったのでしょう。でもあの大きな腫瘍の塊を見れば誰でも想像がつきます。
お客様たちは安楽死の事については電話で予約の時に行った以外は口に出しませんでした。
火葬中、腫瘍が大きく他のお骨の火葬を妨げています。火葬炉の火がお腹の腫瘍でさえぎられていて奥の方の届きません。
又、この子の頭のお骨もどんどん小さくなって無くなりそうな感じにも見えます。「もしかすると歯周病も患っているかも?」と想像が膨らみます。
火葬時間は、50分間でした。
一任火葬でしたが、お庭で火葬しているので火葬炉の脇でお骨の説明をさせて戴きました。
一番気になっていた頭のお骨は小さいけれど確りと残っていました。
大きかったのは、脂分とお肉の量が多かったんですね。ですから、ドンドン小さくなってしまって頭のお骨が無くなってしまうように見えたのでしょう。それとお骨の量が少ないです。
8キロのシーズちゃんは、肥っている犬ちゃんですから。それに引き替えお骨は小さいシーズちゃんのものそのものです。お骨上げをしてみると4寸の骨壺に半分位しかありませんでした。
続いて、下腹部にあった大きな腫瘍の痕です。
下腹部にその赤茶けた燃えカスがいっぱいありました。
その燃えカスの中に腫瘍の芯に当たるのでしょうか、本来の腫瘍の赤黒くてこげ茶色の塊も何カ所にありました。
この腫瘍の芯が悪さをしてこのお腹全体を大きな野球のボールの大きさ位の塊を下腹部に作ってしまったのでしょうね。
骨壷の中の体の割に少ないお骨にビックリしていましたが、「49日後に庭に埋葬します。」と言っていました。
この移動火葬を通じて、「家の所まで来て火葬してくれるのって本当に便利ですね。」と移動火葬についてしきりにお褒めの言葉を貰ったことが印象的でした。
**********************************************************************安楽死の火葬について
駆除動物のアライグマの火葬が今日もありました。
これで、5件目です。
害獣駆除をしなければ私達に危害や家に侵入して食物を食べあさったり、家具をかじって家をボロボロにしてしまう生き物達です。
この種の動物は、アライグマ、ハクビシン、イタチ、ネズミ等です。
今回のアライグマは計測したら7.4キロの大物でした。以前も6.4キロのアライグマもいましたが、5キロ未満が多いです。
このような、害獣駆除動物の火葬して埋葬する作業も当園では行なっています。
駆除業者から持ち込まれるのが大部分ですが、駆除業者も捕まえて安楽死をしてから私達のペット霊園に持って来てもらいます。
駆除業者の方が言っていましたが、こうして最終処分をして貰える所がないと困ってしまうそうです。処分した内容も行政機関に届けていると言っていますが、確りと火葬して埋葬する事も大事なことなのです。
私達は、今日のアライグマで5件目になりますが、火葬したお骨は他の犬や猫と殆ど変わることなく真っ白でとても綺麗なお骨が残ります。
病気で犯された訳ではなくて、捕獲されて安楽死をして持ってくるのですから、全く元気な動物なのです。
捕獲処理業者は、ペット霊園で合同火葬して埋葬されて一連の作業が終わるわけで、「次の駆除動物も又お願いします。」と言って帰ります。
このような動物は、凶暴性もあり下手に手を出すと大怪我をしかねません。噛まれたりすることで怪我したり、何かの病気に感染してしまうこともあります。
また、繁殖能力も高い上に警戒心も強いため捕まえにくく、こちらも動物駆除専門家に頼む人が多いようです。
当園では、このように駆除されて安楽死をした動物でも、確りとご供養をして火葬して埋葬をしています。
このような、作業も社会の中では安心、安全な社会生活をしてく為には大変重要な作業だと認識しています。
**********************************************************************ペット火葬までの知識
ペット火葬価格
- 予約手続き 電話0120-12-95-12 24時間予約受付
- 霊園までの地図
-
■navi「下柚木1876-2」を入力。霊園を少し通り越します。
ペット霊園は手前、丁度二股の所の右側です。