自己免疫介在性溶血性貧血が死亡原因のペットちゃんのページです。
自己免疫介在性溶血性貧血で長い間病気で床に伏しているペットちゃんが沢山います。
お客様は「ずっと寝食を忘れて看病しました。」とおっしゃる方が多くいらっしゃります。
このページはその自己免疫介在性溶血性貧血で亡くなったペットちゃんを火葬したお客様のぺーじです。
火葬した大きなミニチュアダックスの病名は自己免疫介在性溶血性貧血でした。
火葬したミニチュアダックスの一番大きい子は6.8キロのミニチュアダックスでしたが、今日の火葬のミニチュアダックスチャンは何と12.5キロでした。
ペット霊園始まって以来のミニチュアダックスちゃんの一番大きな体重の火葬でした。
今までの平均体重は、3.70キロですから、いかに大きいかです。
ダックスフンドの体重は、5キロから15キロとインターネットで調べるとアニマルプラネットに載っていました。
又ウキペディアのジャパンケンネルクラブではミニチュアダックすが5キロ以下、3.5〜3.2キロがカニヘンダックスの理想。
そして、
スタンダードダックスフンドが9キロから12キロと載っていました。
そこで、お客様にミニチュアダックスですか。ともう一度聞いてみることにしました。
答えは。
「ミニチュアダックスです。血統書もあります。」と言っていました。「家はみんな大きくなってしまうのです。肥りすぎですよね。」
やっぱり、
ミニチュアダックス何です。こうした肥りすぎの犬ちゃんは小型の火葬炉では出来ませんので、大型犬を火葬する事ができる大型の火葬車で火葬することにいたしました。
火葬時間は60分でした。
火葬したお骨は、いくら体重があってもお骨は変わりません。やっぱりミニチュアダックスのおほねでした。
余りに大きかったので、もしかすると4寸の骨壺に入らないで5寸の骨壺になるかも?とお客様に言っておいたのですが、以前火葬したミニチュアダックスちゃんを同じ4寸の骨壺に入れることができました。
この子のお骨は、頭のお骨が弱かったんでしょう、頭は割れてしまっていました。お客様に糖尿病はなかったですか。と聞くと「別にお医者さんでは言われていません。」と言っていました。
こんなに大きく肥っていますと多分糖尿病があったと思います。ですから、頭のお骨がもろくて崩れてしまっていたのです。
お客様は、死亡原因に「自己免疫介在性溶血性貧血」と書きましたが、急に死んでしまうような難しい病気だそうでした。
調べてみると、
免疫介在性溶血性貧血は赤血球表面に、免疫抗体が結合して、赤血球が破壊されるために起こる貧血のことです。
初期症状は、寒がる、食欲不振、落ちつきがない、運動時疲れる、脱力などで貧血特有の症状というわけではありませんが、歯茎が白っぽい、白い犬で皮膚のピンク色がなくなるなどが起こった場合は、貧血を疑ってよいでしょう。
お骨の肝臓か腎臓の辺りのお骨が凄く黒くなっていたことが印象的でした。
お骨上げでは、割れてしまっていた頭のお骨をスタッフが元通りの形に並べて入れることが出来てお客様もご満足なさった様子でした。
このお客様は、3日前に10歳のミニチュアダックスを亡くして当園で火葬したばかりでしたので、その落胆の様子は尋常ではなかったと思います。
お骨上げをして骨壺を抱えてお帰りになりましたが、3日のうちに2匹も大事なペットを亡くしてしまってお気の毒と言うしかありません。
どうぞ早く立ち直って通常の生活に戻ってほしいと念願している次第です。
ペット火葬までの知識
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